102歳のおばあちゃん「老人ホームが閉鎖する?じゃあ地球の裏側に引っ越すわ」
引越しは人生の二大不幸の一つである(もう一つは離婚)と、ある映画が揶揄(やゆ)していたほど大変なものです。
それは大げさにしても、国をまたぐとか、老齢であるなどの条件が重なると、相当な労力を必要とすることは間違いありません。
なんとイギリスで102歳の女性が、老人ホームを閉鎖されたことがきっかけで、地球の裏側のニュージーランドまで移住してしまったとニュースになっていました。
ルイーズ・サイズさん(102歳)は、イギリスに住む年金受給者ですが、最近になって彼女の住む老人ホームを閉鎖すると市が発表しました。
もちろん別のホームへ移動の申し入れが市からあったものの、彼女が決めたのは、遠い外国へ移住することでした。
ちょうどニュージーランドに娘が住んでいるということもあり、はるばる11000マイル(約17700km)離れたオークランドへの移住を決めたのです。
ちょうど100歳の誕生日のお祝いのときにニュージーランドを訪れたことがあるとのことで、気候もよく、食べ物も美味しかったと大変気に入ったそうです。
友人やお気に入りのテレビ番組を除いては、天候の悪いイギリスを恋しく思わないだろうと伝えています。
移住に関しては、通常であれば家族の滞在は6ヶ月までしか入国管理局から許可が降りないのですが、ルイーズさんの娘のスーさんが管理局へ直接手紙を書いたところ、許可が降りて住めるようになったとのことです。
102歳であることを考慮してビザを許可するニュージーランドも粋ですが、その歳になっても地球の反対側まで新天地を求めるルイーズさんのバイタリティには、感心する他ないですよね。
102-year-old emigrates to New Zealand because her care home is closing
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