アニメ「ザ・バットマン」のチーフ・キャラクターデザイナーが掲示板に降臨してリクエストに応える
日本の掲示板で有名人が降臨すると結構な話題になりますが、欧米の掲示板では、有名人が質問を募集して、それに答えるといった趣向は珍しくありません。
エミー賞を受賞した日系アメリカ人のジェフ・マツダ氏は、アメリカで放送されたテレビアニメ「ザ・バットマン」などのチーフ・キャラクターデザイナーを務めたコンセプトアーティスト、漫画家、そしてアニメーター。
そんな彼が掲示板に現れ、質問やイラストのリクエストに応えていたやりとりを、ご紹介します。
ジェフ・マツダ - Wikipedia
ジェフ・マツダ氏の写真はこちら。
掲示板に現れたジェフ・マツダ氏とネットユーザーとのやり取りは、以下の通り。
Q: 近い将来、アンドロイドバージョンってのを考えていますか。もし考えているならバットマン・アンドロイドを描いてもらえませんか。
A: バット・ドロイド
Q: 子供のときはバットマンのファンでしたか?それとMr.スポックとハイタッチしている絵を描いてください。
A: すごいファンだったね。そしてフラッシュは一番お気に入りのキャラクターだった。なので僕は自分のお気に入りのキャラクターにまつわる仕事をしている、とても幸運なやつである。
Q: バットマンとジョーカーをゾンビにして描いてもらえますか。
A: ブレーーーーーーイン。(脳みそくれーー)
Q: 自分が描いた一番のお気に入りはどれですか。
A: 思いついたのはこれかな。プレイ雑誌のカバーに描いたよ。
Q: 喧嘩ではどっちが勝つ? バットマン?スーパーマン?
A: うーむ、難しいな。バットマンはクリプトナイト(スーパーマンの超人的能力を無力化し、 さらに死をもたらす物質)のような、致命的な物質を持ってないし、スーパーマンはブルドーザーを1マイル先から、クリプトナイトに近づく前に投げつけるといったことができる。ということで僕はバットマンで食っているけど、スーパーマンと言わざるを得ない。
Q: テレビのプロデューサーから、iPhoneゲームの着手まで、どうやってジャンプしたのですか。
A: iPhoneゲームだとさらに速く、大きなリスクで創造力を広めていくことが出来るからね。人生を楽しんでるよ。
Q: スケッチブックからの絵がありますか?モデルのデッサンとか?ストーリーボードのアーティストなのでそういうのを見るのが好きなのです。
A: かなり前のだけどこれ。今は全てコンピューターを利用するので最近のはほとんどない。
Q: エミー賞をもらったとき本当に興奮していたようだったけど…どういう感じでしたか。私は黒髪の白人女性ダンサーだけど、あなたのような才能で助けてもらうことは出来るかしら。
A: すごかったよ。それよりもスピーチをしなくて良かったので、すごいほっとした。もらえると思ってなかったからね。マイク・ゴーグエンがトイレに行き、時間内に帰ってこなかったら僕がスピーチしなくちゃいけないと心配した。無事に帰ってきてよかった。でも一番興奮したのはウルフギャング・パックの料理だった。おいしー。
Q: ジョン・グッドマンみたいに、とにかく気を許したバットマンを描いて欲しい
A:
Q: 酔っ払ったバットマンを作ってくれるかい?
A: さっきのジョン・グッドマンが酔っ払っていると思ってくれ。
Q: ジョーカーの肩に座って、バットマンスマイルでタバコを吸い、ロリポップキャンデーを持つバットマンを描いて欲しい。
A:
Q: 背景が爆発しているところに、ユニコーンかキリンに乗ったウィル・スミスとハイタッチして、ゲーリー・コールマンがクマの上にいるという絵を描いて欲しい。
A: 難しかった。
Q: 自分のことを動物にたとえると?
A: ジャッカロープ。
Q: バットマンが楽しそうにたくさんの風船を持って歩く姿を描いてください。
A:
Q: バットマンがティラノサウルスに乗っているところ。
A:
Q: バットマンがネットを徘徊しているところ
A:
かなりサービス精神が旺盛なようで、お茶目なバットマンなど、無茶なリクエストに応えていろんな絵を描いていました。
こうして有名人と交流ができる場があるというのは、親近感を感じますよね。ちなみに公式のTwitterやブログなどを使って告知することで、本人証明することが多いようです。
IAmA Creative Director of The Batman cartoon. AMA and I'll draw it
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