元気をもらえる…5歳の少女と陸上選手が義足で一緒に走る姿
義足の技術の進歩により、健常者と互角の速さで走る陸上選手も出てきました。
ある5歳の少女と陸上選手の、義足で一緒に走る姿が元気をもらえると話題になっていました。写真をご紹介します。
楽しそうに義足で一緒に走る、5歳の女の子と陸上選手の姿。
現在5歳のエリーちゃんは2004年に、イギリスのエセックスで双子のひとりとして生まれました。しかしながら1歳4ヶ月のとき、致命的なほどの髄膜炎を患い、何とか命は取り留めたものの、敗血症により数週間後に両手両足の切断を余儀なくされたのです。
それでもカーボンファイバー製の義足を着用して、学校に通う初日は自分で歩きました。
初めて付けた義足は標準のものだったのですが、それでは周りの子についていけず、いつも痛みを伴うため歩くことさえ困難だったと言います。
ところが彼女に惚れこんだコミュニティが基金を募ってくれ、新しくカーボンファイバーの義足を購入する資金を集めてくれたのです。
成長に合わせて2年おきに交換しなくてはいけませんが、この義足は以前の2倍の速さで歩けるのだそうです。
そして同じ義足を持つ、足のない人では人類最速と言われるオスカー・ピストリウス選手と競走してもらうことになり、これはそのときの写真だそうです。
オスカーさんはブレードランナーの異名を持つ南アフリカの出身の選手で、今年の世界陸上400mでは健常者と共に走って、準決勝まで進出したことで話題になりました。
15メートルのレースでは、もちろんエリーちゃんがオスカーさんに勝ったそうです。
わきあいあいと走る二人の笑顔が素敵ですね。
映像は以下をどうぞ。
Ellie May and her new legs - YouTube
Ellie May, At 5 Years Old, Is The Youngest Person Ever To Have Carbon Fiber Legs
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