何かいそう？背筋が震え上がると評判になっていた洋館
古い洋館って独特の怖さがありますよね。幽霊屋敷にはピッタリだったりしますが、アメリカにある洋館が極めつけの怖さだと話題に上っていました。
以前は女子校だったという建物が閉鎖され、ゾッとするような状態になっているそうです。
変わり果ててしまった建物をご覧ください。
一泊するどころか、昼間でさえ近寄るのに勇気がいるかも……。写真をじっと眺めていると、何かを見つけてしまいそうな不気味さが漂っています。
この洋館は、もともと1890年に豪華ホテルとして建設されました。5階建てで客室は200部屋もあったのですが、期待したほど人気が出ず、1901年にいったん閉鎖。次の買い手が8年後に現れるまで空いたままとなっていたそうです。
1907年からはベネット・スクール・オブ・ガールズ"Bennet School For Girls"という女子校として生まれ変わりました。
4年のハイスクールと専門の教育課程が2年と、当時の生徒は合計6年通っていました。また、20世紀の初期にはハイスクールの2年を削って短大が出来たそうです。
70年代に入って、男女共学の学校に拡張したころから経営が非常に苦しくなり、1977年に破産、翌年に学校は閉鎖されました。
80年代には何度か再開発が試みられたようですが、どれもうまく行かず、さらに補助をしていた銀行も1991年に倒産して、現在はFCICに差し押さえられています。
一部は歴史的建造物として保護される対象になったようですが、ホテルや女子校などを経ているのが興味深いところ。
今はろくに手入れもされず、風化するままとなっているようですが、写真の被写体としては、なかなか雰囲気がありますね。
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