2012年01月22日 14:20

なるほど…お年寄りが老人ホームから勝手に外出するのを防ぐ方法

 

老人ホーム対策00
老人ホームで認知症の老人がうっかり外に出てしまうと、自力で帰ることが出来ないためトラブルに繋がってしまいがちです。

そこで簡単に抜け出してしまうことのないよう、施設ごとに工夫されているわけですが、ある老人ホームではドアにボタンが用意されているそうです。

いったいどんなものなのかご紹介します。

老人ホーム対策01
「出る際には、現在の西暦を入力してください」

認知症ではなくとも一瞬、今って何年だっけ?と考えてしまいそうですが、懐かしい時代に帰りたがるお年寄りだと、つい古い年数を入れてしまうのかもしれません。

これで脱走が効果的に防げているかは定かではありませんが、年数をしっかり入力できるお年寄りであれば、たとえ外出しても帰ってこれる可能性は高いので、アイデアとしてはうなずけるものがあります。

海外サイトのコメントの中には、「この装置が自分の祖母がいるホームに付いていたら良かった」との声も挙がっていました。その祖母は重度の認知症で1950年だと信じ込んで突然に家に帰ろうとし、その家も20年以上も住んでいない昔の家だったとのことです。

以前、偽のバス停を作ることで防ぐという記事をご紹介したこともありましたが、それも効果的とのことでした。
ふらふらといなくなってしまうアルツハイマー患者を簡単に連れ戻すアイデア

また、別の老人ホームでも似たような方法を利用しているそうで、そこでは西暦の代わりにパネルに書かれた指示通りのコードを入力するというもの。 もし簡単な指示さえ読めないとしたら、外出時の危険性も跳ね上がるというコンセプトであるとのことです。

いろいろと考えるものですが、認知症でも知恵のまわる(忍耐力のある)ご老人がいたら、下記のような方法を試されてしまうかもしれません。

1901…1902…1903…1904….1905…1906…1907…1908…1909…1910…1911…1912

ええ、総当りです。

how to leave my grandmothers nursing home

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