見た目がすごい…煙突付きの「薪ストーブ」を搭載した車がスイスに登場
現在ヨーロッパは異例の大寒波に襲われていますが、スイスでは、あまりの寒さから薪ストーブを設置した車を作った人が現れました。
薪ストーブは暖炉と同じく煙突の付いた暖房ですが、異なる点は扉を閉じて密閉した器具の中で火を焚く仕組みになっています。
薪ストーブってどういうこと?と思うところですが、スイス人であるパスカル・プロコッブさんの車は木をくべて燃やすことで暖をとる仕組みとなっています。
当然ながら煙が出るので、それを外に逃がすよう立派な煙突が装備されています。
2週間ほど前からヨーロッパを襲っている大寒波は2月中旬まで続くと予測されており、古い車の装備のヒーターは厳寒の中では効果が薄いということで、車内にストーブの設置を考えたそうです。
もちろん改造に当たっては、ちゃんと許可を得てから行ったそうで、これで合法だというから驚きです。
助手席の代わりにストーブが付いており、暖かい状態で運転できると満足しているとのこと。
煙突の突き出た姿はまるで蒸気機関車みたいですが、ユニークなアイデアといい、効率面といい、日本では見ることのない、ひと味ちがった車であることは間違いないようです。
Swiss man installs wood-burning stove in his Volvo