2012年02月24日 11:00

嫌な記憶とさよなら…「忘れる」ために有効な8つのテクニック

 

嫌なことを忘れるテクニック00
嫌なことを「忘れる」ということは何て難しいのでしょう。

先日、「忘却は心を健康に保つ」という記事をご紹介しましたが、頭から消し去りたい過去ほど、いつまでも覚えていたりするものです。

そこで、忘れてしまいたい記憶をスッキリ忘れてしまうための8つの方法をご紹介します。

私たちは通常、忘れないために多くの労力を費やしています。

名前をイメージと関連づけたり、数字なら語呂合わせを使ったりと、ちょっと検索すれば記憶術だとか、覚えておくための工夫などが出てきます。そう言った方法が役に立つことは間違いないですが、実は忘れることも意外と難しいのです。

誰しも思い出したくない、つらい思い出の1つや2つはあるのではないでしょうか。覚えることが努力によって可能なように、忘れることも努力によって達成できるのです。

忘れてしまうための、8つのテクニックをご紹介します。

1. 払いのけてしまう

嫌なことを忘れるテクニック01
何かを見たとき、つい思い出してしまうことがあります。心がそこへ行くことを拒否するのです。できるだけ嫌なことを関連させないよう心を空白にします。単純すぎる方法に見えるかもしれませんが、こうして思い出さない状況にすることによって忘れていくことが出来るのです。

このように抑圧してくれる役目を果たすのが前頭前皮質の部分で、ここは不適当な行動をしてしまう場合にブレーキをかけてくれる場所でもあります。悪いことをしないようにブレーキが利きやすい人と、利きにくい人がいるように、記憶の抑圧も得意な人とそうでない人がいます。脳の手綱を緩めないための訓練が必要なのです。

2. 何度も何度も抑えこむ

嫌なことを忘れるテクニック02
一生忘れてしまいたい出来事なんてものがある場合、毎日のように意識から消してしまわないといけません。もしかしたら1か月で消えてくれるかもしれません。現代の心理学の実験を参考にすると良いでしょう。この記憶をブロックする方法は、長い期間かけて行っているうちに技術が磨かれていきます。

たとえば両親を失ったとか、家が火事になったといったトラウマになるような記憶を持っている人は、自分を記憶から守るためにこの手の記憶の抑圧を行うようで、大きな被害を受けた経験がない人と比べて、記憶のブロックのスコアが高いそうです。これが物語っているのは、抑えこむ年数が多いほど上手になっていくということです。

3. 他のことを考える

嫌なことを忘れるテクニック03
いやな記憶をゴミ箱に捨てるだけでなく、何か別の良いものと置き換えることです。例えば「ハワイの花飾りを見ると、パーティで酔っ払った元夫を思い出してしまう」というのなら、その花飾りからビーチのイメージを関連づけるのです。

記憶の抑圧がうまく出来ない人は、考えこむタイプだったり、うつ病で苦しむ人が多いようです。他のものに置き換えられるようになると、不要なことを忘れることに成功しやすいのです。

4. 先に忘れる準備をしておく

嫌なことを忘れるテクニック04
前もって、思い出させるきっかけをブロックする準備をしておくことで、その力を増大することが出来ます。1秒の先回りでさえ、脳に抑制のパワーを与えるとの研究結果が出ています。

もしつらいことを思い出させる人と会うことがわかっているなら、意識の中にその記憶が入ってくる前に、自分にそれを止めるよう命令するのです。自分で作り上げる心のバリケードは、前もってしておくと頑丈なものになります。

5. とにかく何かする

嫌なことを忘れるテクニック05
何かいやなことがやってくるような気がしたら、とにかく自分の気をそらすことをします。何でもいいのです。電話をかけたり、そのへんを歩きまわったり、強く足踏みしたりです。通行人にこんにちはと言ったりです。ある研究では思い出す瞬間にエンターキーを押すことにで、忘れる引き金になっていることがわかりました

6. ひとつのことを集中して勉強する

嫌なことを忘れるテクニック06
心の中がいろんなことでごちゃごちゃしてきたら、それを整理にする一番の方法は、自分に必要な部門を強化することです。1つの情報について学習すると、自動的にそれに隣接した関連のことは忘れやすいものです。忘れることを誘導させる現象で、効果的に心のタンスを整理します。

7. 違う方向から眺めてみる

嫌なことを忘れるテクニック07
時々とても心が落ち着かなくなることがあるのは、状況を最悪な状態として捉えるからで、もし同じことをポジティブにとれるのなら、意識することなく忘却が誘導されます。ポジティブな考えを強めることで、ネガティブな考えを自動的にやわらげているのです。

8. ドアの向こうへ歩く

嫌なことを忘れるテクニック08
驚くことにこの単純な行為が、ちょっと前に起きたことを忘れる助けとなります。ドアを通り過ぎることによって、部屋が変わったり、場所の変更を余儀なくされます。古い部屋で起きたことは新しい部屋では関係なくなることが多いからです。

心理学者たちによると、記憶を呼び起こすテストでは覚えたときの環境に持っていくことが1番効果的だとのことですが、こんな実験結果も出ています。参加者に1つ目の部屋でものを拾わせ、別のドアを通過して2つ目の部屋に行くグループと、元の部屋に戻るグループに分けたところ、元の部屋に戻ったグループの方が記憶が良かったかというと、そうではありませんでした。


以上8つ。ある程度の訓練を必要とする項目もありますが、少なくとも余計な記憶の排除が可能だと知っているだけでも、大きな違いがあると思います。

嫌な思い出が人生を左右することもあるだけに、過去を引きずっている人は、記憶を断ち切るエキスパートになってみましょう。

さて、ドアの向こうへ一歩踏み出してみませんか。

8 Ways to Forget Your Troubles

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2. 忘れるために有効な8つのテクニック  [ R.Tanaka.Ichiro's Blog ]   2012年02月24日 13:35
忘れるために有効な8つのテクニック
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