ヴァージン航空の客室乗務員は、乗客への情緒ある「ささやき方」トレーニングを受けている
機上では快適な空の旅のために、航空会社の客室乗務員が各種サービスを提供してくれます。
もちろんエコノミークラスやビジネスクラスなど、座席のレベルに応じてサービス内容も変わってきます。
ヴァージン・アトランティック航空では、ファーストクラス・スイートのお客様のために、なんと「ささやき方」の訓練を受けているそうです。
興味深いことに、その「ささやき方」のために専任の特別コーチが付いており、ファーストクラスの応対をする乗務員は1日コースのトレーニングを受けることになります。
乗客に対して静かで落ち着いた雰囲気を演出するのが目的で、声の調子や、情緒を最適なものにし、声量は20〜30デシベルくらいに収まるよう訓練されるという徹底ぶりです。
長距離フライトでもリラックス出来るサービスが狙いで、特に照明が落とされたあとなどは乗客の目を覚まさないように配慮し、目的地に到着したときにリフレッシュできたと思われるような気遣いをしていくとのことです。
ユニークなトレーニングではありますが、あくまでこのサービスはファースクラスの乗客用であり、ニューヨークからロンドンの便で6000ポンド(約80万円)と、とても一般人の手には届きそうにない値段となっています。
かなり贅沢なサービスですが、極上の席でのフライト・アテンダントの優しい「ささやき声」は、きっと格別なものに違いありません。
乗られた方がいらっしゃいましたら、ぜひとも らばQ までレポートをお願いします。
Virgin Atlantic cabin crew taught how to whisper