イギリスのある街「不吉なので13番地を廃止します」
数字には宗教的、文化的な意味合いで、ラッキーナンバーや不吉な番号など、特別な意味を持つことがあります。
日本では数字の4が不吉として、病院などで避けられる傾向がありますね。
キリスト教圏では13が忌み数として嫌われているのはよく知られるところですが、住所の番地には普通に使われています。
ところがイングランド北東部にあるダラム市では、13番地を禁止することにしたそうです。
ダラム市で13番地が廃止となった理由ですが、迷信深いバイヤーがなかなか購入に踏み切ってくれないという理由が大半だとのことです。
名称変更に伴い、13番地の他にも通りの名前なども一部改正されるとのことです。
改正後は13の代わりに「12a」が使われ、すでにホテルなどでは13が使われていないところもあります。
欧州では「13」という数字は、北欧神話や、イエス・キリストの最後の晩餐での裏切り者のユダが13番目の席についたことなど、数多くの不吉な逸話がありますが、チベットやイタリアの一部ではラッキーナンバーではあるようです。
13 (忌み数) - Wikipedia
不吉な数字に関わりたくない気持ちは理解できますが、住所にまで適用が広まってしまうと、かなりの不便を強いられることになりそうです。
Council bans 'unlucky' 13 for homes