「おい、大統領のシークレットサービスは、いったいどこにいるんだ?」
アメリカの大統領ともなると、どこへ行くにもシークレット・サービス(SS)なしには移動は出来ません。
常に危険がある立場なので当然ですが、安全確保のためにシークレット・サービスが大統領の側を片時も離れず、それも極力目立たないようにしてセキュリティに最善の注意を払っています。
さて、そんな目立ってはいけない彼らですが、「シークレット・サービスはどこにいる?」と題された画像が人気となっていたのでご紹介します。
「大統領のシークレットサービスは、いったいどこにいるんだ?」
……丸わかりです。あまりにも周囲から浮いてますよね。
ちょうどイギリスのキャメロン首相が訪米中に、オバマ大統領とNCAAトーナメントの観戦をしている時のもので、実に楽しそうな1枚です。
大統領や首相ともなれば、かなり写真撮影に慣れているのでしょうが、シークレット・サービスは表に出る人物たちじゃないだけに、注目されるとちょっと辛いところかもしれません。
この写真に対する、海外掲示板の反応をご紹介します。
・なかなか難しい質問だ。全員シークレットサービスに違いない!
・オバマ大統領のすぐ後ろの男性2人は、やけに生真面目な顔して、あせっているように見える。
・しかも偶然にも同じ服を着ているとか。
・金曜日はカジュアルデーとメモするのをミスったんだよ。
・一応ネクタイは締めてない。
・一番上の3人もシークレットサービスなのかな。
・まぁナチスはいないと思うよ。
・後ろにいる黒人だよ。いつも後ろにいる黒人なんだ。
・クリントン元大統領が最初の選挙のキャンペーン中に、うちの農場にやってきたことがある。そのときのセキュリティは信じられないものだった。
シークレット・サービスは2週間の間、爆発物のチェックを1日おきにやっていた。別の建物の屋根の上にはスナイパーを配置していたし、一番すごかったのは大統領が去ったあとで、そういった武器を提出していったときのことだ。
何のトラブルもなかったので、納屋を明け渡して任務報告するときに母親も同室していたのだが、その時に返していた武器の量が凄まじかったらしい。拳銃、ショットガン、ムチ、傘、ブリーフケース、義足、などすべて戻していたらしい。シークレットサービスの半分はスーツで、半分は一般人のような格好だったようだ。太った農夫タイプ、貴婦人タイプ、大学生ヒッピータイプ、それらの中間層など。いわゆるシークレットサービスは一般人が見えているより相当の武器を持っている。
・その発言で写真のシークレット・サービスの人数が増えた。酔っ払いに見えるやつまで雇われの覆面に見える。
冗談半分、真実半分みたいな話ですが、たしかに両国の首脳2人が並んでいるのだから、シークレットサービスの数も見えているよりずっと多いと考えるのが妥当ですよね。
クリントン元大統領の警護に使われたムチの目的が気になるところですが、とりあえずオバマ大統領とキャメロン首相が楽しそうで何よりです。