外国人たちの反応「えっ、日本では無料でティッシュを配ってるの?」
日本の繁華街などに行けば、ポケットティッシュを配っている姿は当たり前に見かけます。
ところが欧米ではこうした光景を見ることはまずなく、日本に来た外国人が一番驚くことのひとつとなっています。
そんな日本のティッシュ配りについて、海外サイトで盛り上がりを見せていたので、その様子をご紹介します。
アメリカはまだしも、ヨーロッパではティッシュや紙類の値段が日本に比べて高価なあこともあり、日本の企業が広告入りのポケットティッシュを配っている様子は新鮮に映るようです。
変わったマーケティングの手法として、英語のWikipediaでも紹介されていました。
Tissue-pack marketing - Wikipedia
ネットを通じて初めて知った人、日本に行ったことのある人など、海外掲示板でのやりとりを抜粋してご紹介します。
・数年前の8月に日本に旅行した(恐ろしく蒸し暑かった)。時差ボケしていたので新宿の交差点に早朝6時に行ったんだ。すると2台くらいの白いバンが停まって、中から10人くらいの緑のミニスカートを履いたかわいい女の子たちが降りてきた。オレは「何が起こるかわからないが、なんかすげぇぞ!」と考えていた。
すると彼らは小さな包みを通行人みんなに渡し始めた。暑くてみんな汗をかいていたので、ティッシュもすぐなくなったよ。
・おお、懐かしい。日本にいた頃は駅でいつももらっていたよ。カナダに戻ってからは買いに行かなくちゃいけない。
・名古屋にいたときには、1日に10個とかもらってた。すごいよかった。
・札幌に住んでいるけど、寒い日だと女の子たちは、首から足首まですっぽり隠れるような大きなコートを着て配ってるよ。いつもそのコートの下が裸だったらと妄想する。
・初めて高崎駅(東京から90km北西)に降りたとき、トルーパー(帝国兵)の格好をした2人が、ダースベイダーのティッシュをくれた。人生で最高の日だった。
・高校生のとき4年くらい日本に住んでいたけど、家族はティッシュを買ったことがなかった。母国にいっぱい持ち帰った。
・暑いときはうちわもよく配っているね。
・初めてもらったときは混乱したよ。ホットなミニスカートの女の子がティッシュをくれて、その裏には微笑んだ女の子やハートや電話番号。性風俗店への電話番号の宣伝だからティッシュなのかな……と思った。
・いつでも喜んでもらってる。かなり便利。
・日本にいるときはティッシュを買わなくてよかった。めちゃくちゃいいアイデアだと思う。
・日本だけじゃなく東南アジアだとやってるね。アメリカじゃチャイナタウンでもやってる。
日本にいると感じにくいですが、ティッシュの値段の高いところが結構多く、無料で配っているというのが信じられないようです。
ですが奇異には映るものの、もらってうれしいという好意的な意見が多いようでした。
確かに配っているのがティッシュだと手にとってしまうので、うまく出来た広告システムではありますよね。