壮観だと話題になっていたドイツの新しい図書館
世界の至る所に図書館がありますが、それぞれ規模も内容も外観も異なります。
ドイツに出来た新しい図書館の写真が、すごいと海外サイトの話題になっていました。
かなり大規模なその図書館の様子をご覧ください。
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こちら、シュトゥットガルトにできた図書館だそうで、清廉さを表す白を基調にした落ち着いた作りとなっています。
見えているだけでもフロアが5階分もあり、それぞれの棚には本がぎっしり並び、広さといい蔵書の量といい、壮観ですね。
ただし称賛の声ばかりでなく、批判的な意見もあるようで、コメントの一部をご紹介します。
・写真を最初に見てその図書館に行ってみたけど、写真のほうがちょっと良かった。
まず、写真で見るような広々とした雰囲気がない。入り口のロビーには屋根があるため、写真で受けた印象ほど効果は得られなくて残念だったよ。
あとwifiは最悪で、オープンではなく登録が必要。ドイツ政府は無料のwifiをくれない。最上階のカフェは小さい。内容と蔵書については特に革新的なアイデアのものはなかった。たとえばiPad・アンドロイドなどの技術本の部屋といった新鮮なものがない。
ビル周りは完全に荒んでいる。基本的に泥の上に建てられたので、石橋を渡って行かなければいけない。建築家のせいではないし、また、改善されるかもしれないけけど、効果的ではない。
こういう政府が作った図書館では、オンライン向けのアーカイブにするのは困難だ。厳しい著作権のために政府の作ったメディアを(再)利用できないからね。税金から作られた画像ライブラリーに1枚ずつライセンスの許諾をとらなくちゃいけない。
・え?図書館にカフェがあるのか??
・当り前だろう、いったいどんな世界に住んでいるんだ?
・少なくともフランスにはないよ。2つは相反するものだし。一つは話をするところ。もう一つは静かにするところ。
・めちゃくちゃきれい。
・ドイツのほとんどがこんな感じだよ。きちんと整頓されていて清潔だ。もちろん悪い地域もあるけど、だいたい整備されている。
・ドイツ人が浄化するって言葉を信用できない。
・ちらっと見た感じでは、エッシャーの効果があるみたいだな。
・殺菌が行き届きすぎてるって感じだ。
・ダメよ。図書館はこんな風に見えちゃダメ。もっと快適そうでないと。
・ドイツ人は冷たく、殺菌された感じが快適なんだ。
・SF的で俺は好きだけどな。
・「何もこぼしちゃいけない」
・こういうタイプは感動を与えないと思う。私のお気に入りはギリシャのここ。
・これに建て替わる前の、古い図書館はこんなだった。
そして新しい建物はこれだ。
シュトゥットガルトの人々はこれを「本の刑務所」と呼んでいる。
・なんて間違った方向に、大きくステップしているんだ。
・夜の照明がついてるときはクールだけどね。
近代的な美しさはありますが、たしかに古き良き雰囲気が失われ、殺風景になってしまったという意見にもうなずける部分があります。
古いもの、新しいもの、それぞれの良さがあるだけに難しいところですね。