ロシアの産婦人科医、自動車ショールームで破壊の限りを尽くす
何かが引き金となって、精神状態が普通でなくなることがあります。
原因や結末もそれぞれですが、ロシアでノイローゼ状態に陥った婦人科医が、自動車のショールームをめちゃめちゃにするという事件が起きました。
事件が起きたのはロシア・モスクワにある、日産の自動車ショールームのある販売店。
ノイローゼ状態に陥った婦人科医の男(35歳)が、自動車が展示されいているショーケースに車ごと体当たりを始めました。狂気の状態は3分ほど続き、展示されていた車は台無しになってしまいました。
販売店のマネージャーは、最初は運転ミスでぶつかってきたと思いましたが、何度も繰り返し突っ込んできたことから、やがて爆発物を持ったテロリストではないかと考えたそうです。
執拗な体当たりのあと自動車は完全に動かなくなり、駆けつけた警備員たちがサイドウィンドウから運転手を引きずりだし、縛りあげて拘束しました。
その間、男は「自分は2人の子供がいる医師だ」と叫び、「助けが必要だ、警察を呼んでくれ」と泣きわめいていたそうです。
激しい追突にもかかわらず、不動産オフィスのある2階を支えていた柱は幸運にも崩れなかったものの、4台の自動車と周辺はひどい有様となりました。
彼をここまでさせた引き金が気になるところですが、どうやら「自動車修理の待ち時間が3時間もあった」ことから、落ち着かない状態になったとのことです。
Total Breakdown: Raging gynecologist trashes car shop (CCTV) - YouTube
映像を見るからに、まさに車は凶器ですが、けが人が出なかったのは幸いでした。
Raging gynecologist trashes car showroom