ドイツ警察「新型のパトカーを導入した!」→狭すぎて警官乗れず
ドイツ警察がパトカーの新車種を導入したところ、予想外のトラブルが発生してしまいました。
新しくなったパトカーはオペル社のインシグニア・スポーツツアラーというステーションワゴン。
なかなか見栄えも良いのですが、なんと座席が狭いことから、銃や警棒など装着すると警官が乗れないことがわかったのです。
パトカーが配備されて以後、多くの警官が「従来のミニバンのオペル・ザフィーラの方がいい」と組合を通して回答したことから、この大きなミスが明るみに出ました。
追跡捜査をするときなどの視界もかなり悪くなったと言い、特に後部の窓の視界が悪いそうで、警察の安全のため常にはっきりと見えていることが必要だとのことです。
これを受けて、発注した800台のうち、すでに200台は届けられたものの、残りの台数が配達されるかどうかは未定となっています。
警察側では、注文前に座席などのテスト確認を行わなかったという理由から政府を批判していますが、内務省のスポークスマンはテストは行ったと主張しているようです。
警官の装備をすると座席に乗り込めないパトカーというのは、さすがに間の抜けている話ではあります。
German police 'can't fit in' new pursuit vehicles