「疲労に注意」の標識に疲労した運転手が突っ込む…イギリス
あまり疲れたまま運転すると、こっくりと居眠りをしてしまいかねず、本人のみならず他人を巻き込んでしまう恐れもあり、たいへん危険です。
イギリスにはそういった運転者たちを心配し、疲労への注意を促す標識があります。
ところが長い運転中に居眠りをしてしまい、肝心のその標識にぶつかってしまったという事故が起きました。
事故を起こしたのはトラックを運転していたデイビッド・ルードン(34歳)で、事故当時は休憩なしに2時間ほど走行していたとのことです。
結果、疲れて居眠りをしてしまい、「疲労は命を奪うことがあります。休憩しましょう」と書かれた標識と、さらにフェンス70m分も破損してしまいました。
ルードンは居眠りによる危険運転を認めており、合計1375ポンド(約18万円)の罰金を言い渡され、違反点として9点が加算された模様です。(12点で免許取消)
また、イギリスでは法によって、職務の運転中の休息も義務づけられていますが、それも一切とってなかったことも認めています。
命は奪われなかったこと、他人を巻き込まなかったことは幸いでしたが、やはり疲労時の運転は危険が増大するようです。
特にゴールデンウィークなどの行楽シーズンは、疲労したまま運転するケースが増えると思うので、ご注意ください。
Dozing driver hit tiredness sign