サボテンの針まみれになった子犬、ペットにしたいと70人が殺到
どこから迷い込んで来るのか、子犬や子猫がよくトラブルになっていますが、アメリカ・アリゾナ州で、サボテンの針にまみれた子犬が発見されました。
たまたま通りがかった人によって助け出され、すっかり元気を取り戻しましたが、飼い主を募集したところ、ぜひ飼いたいという人で殺到したようです。
サボテン・ジャックとニックネームをつけられたこの子犬は、まだ生まれて8週間ほどで、たまたま通行人が鳴き声を聞きつけました。
するとそこには、ウチワサボテンから逃れられず、苦しんで鳴いている子犬がいたと言います。
一本一本刺さっていたサボテンの針を抜いて見ると、バケツいっぱいほどになったそうで、元気になるまで面倒をみてあげたとのこと。
そしてこのサボテンだらけになった子犬の引き取り手を募集したところ、殺到した人は70人を超え、なんとオーストラリアから駆けつけた人まで現れました。
最終的に、抽選によってサラ・メッサーズシュミットさんが権利を獲得し、大興奮をしている様子がニュースで放映されています。
Puppy found in AZ cactus has new home - YouTube
その他、抽選から外れた8名前後の人たちも、施設から別のペットを引き取って帰って行きました。
サラさんによれば、この子犬の気に入ったところは、どんな大変なときにでも常にしっぽを振ってくれるとのことです。
さすがにオーストラリアから駆けつけた人がいたのは驚きですが、サボテンにまみれた痛ましくも愛らしい姿をみると、大勢の人が殺到するのもわかりますよね。
Puppy rescued from cactus finds new home