2012年05月25日 10:33

【追記あり】ドイツで起きた反格差デモ、なんと警察がヘルメットを取って市民をエスコートする

 

ドイツのデモで警察がエスコート00
昨年、ニューヨーク・ウォール街を発端とした経済格差に反対する抗議デモは、世界各地へと波及していきました。

居座りや占拠など、静かなデモであるのが特徴的ですが、それでも警察との衝突は少なからず起こっています。

先週の土曜日に、ドイツのフランクフルトでも抗議のデモ行進が行われたのですが、警察の対応が珍しいものであると注目されています。

【追記】
※このニュースは、カナダのオキュパイ・カナダ運動が誤って(あるいは故意に曲解して)広めたとのことです。実際は、ヘルメットをとった警官達が普通にデモ参加者を連行している様子がYOUTUBEなどにアップされているとのことです。教えてくださった方ありがとうございます。
20120519フランクフルトでの反格差デモ #blockupy に関する報道 - Togetter

ドイツのデモで警察がエスコート01
デモの前に立ちはだかるドイツの警官隊。

ただし見ての通り、みんなヘルメットを外しています。

そしてデモ行進する市民を、安全にエスコートをしているのです。

「エスコートするのと参加するのは、全くの別物である」という認識だそうですが、他国で見られるような警察との衝突がないだけでなく、行進しやすいよう交通整理までしているのは斬新な光景かもしれません。

警察側の姿勢をアピールするため、堂々とヘルメットをとり、人間的なところを見せている姿であるとのことです。

反対運動の市民側をサポートしている(ように見える)警察の姿はかなり珍しいとして、海外メディアも報道しているようです。

この抗議活動には25000人ほどが集まったそうですが、警察にこうした態度をとられたら、市民のモラルも上がるのではないかと思います。

German police says 20,000 people are marching at a Frankfurt Occupy protest rally

関連記事

 
Twitter facebook はてブ コメント ご意見
 
コメント欄を表示する(12)
この記事へのトラックバック
あんてなサイトにブックマークされました。
2. 反格差デモを独警察がヘルメットを取りエスコート  [ シジフォス ]   2012年05月28日 07:23
書きたいことは山ほどあったのだが(言い訳…)、娘3人とその連れ合い2人、孫2人などと大宴会をしてしまい(ちなみに自分の誕生日よりも孫の誕生日に焦点があっている)、手抜きとなった。「西播地域ユニオンブログ」の管理人さんが、こんなHPもチェックしていたことにも驚い
最新記事

スポンサードリンク
以前の記事


らばQは、世界中から役立つ・面白いニュースの話題をお届けするブログサイトです。