火災現場に消防車が駆けつけると火葬場だった…イギリス
火事はどこにでも起こりうるものですが、イギリスで思わぬところから火災が発生したとニュースになっていました。
なんと火葬場からだったのです。
火災が起きたのはマンチェスターのブラックリー火葬場。火葬の儀も終わりに近づいたときに、炎が吹き出していることが発覚したようです。
棺を火葬炉に入れたときにドアが閉まらず、火が噴き出したのが原因とみられています。火葬炉のドアは温度が1200度にまで上昇すると言い、驚いた職員があわてて停止ボタンを押し、建物に危険が及ぶのを危惧して通報しました。
火葬場にいた10人以上の参列者は速やかに建物の外へと避難し、消防士たちは燃えさかる棺の炎を消し止めることになったようです。
この騒ぎで火葬場の進行は大幅に遅れ、外にはこの後に予定していた霊柩車で混雑していったとのことです。
いたしかたないこととは言え、火葬場の火を消し止めるというのも、何とも皮肉な話ではあります。