2012年05月30日 12:21

「磁界を感知できる」指にマグネットを埋め込んだ電気技師がネットで質問に答える

 

マグネットを埋め込んだ技師00
職務の効率化を図るために環境を改善するのはよくあることですが、ある電気技師は、なんと指に磁石を埋め込んでいるそうです。

当然ながら「いったいどんなもの?」「生活に支障はないの?」と興味を引かれる人は多く、技師本人がネットの掲示板上で質問を受け付けたところ、大きな反響を呼んでいました。

その興味深いやりとりを、Q&A形式でご紹介します。

マグネットを埋め込んだ技師01
パリレンというプラスチックでコーティングされたネオジム磁石が、左手の親指と薬指の指先に埋め込まれているそうです。

去年10月にインプラント(インプラント)手術をしたという男性によると、これによって磁界がわかるようになったとのこと。

電流(交流)が通る装置であれば磁界を発するのですが、その形状、強さ、周波数などを、指の振動から感知することが出来るのだと言います。

技師の仕事に役立つであろうことは想像に難くないものの、具体的なメリット・デメリットについて、いろんな質問が飛び交っていました。

以下、海外掲示板のやり取りをご紹介します。

Q: 静電気のショックを受けやすくなる?そのショックは大きい?あるいは、むしろ避けやすくなるのかな。
A: 違いはないね。

Q: 金属を持ち上げるとどうなるの?
A: 鉄などの金属では、ホッチキスの針以上のものは持ち上げられないね。ただし磁石となると……、とてもおもしろいよ。他の珍しい磁石だとまるで強力接着剤のように指先にくっついている。だから長いこと持っていると危険だね。なぜかというと血流が止まってしまうので皮膚が死ぬから。そうなったらこの愛すべき移植が不可能になってしまうからね。

Q: それはかなり大きな障害のように思えるのだけど、指先が簡単に損傷してしまうってことではないの?もし偶然に大きな平面の磁石(冷蔵庫のような)にくっついてしまったら、トラウマになるのではない?
A: そんなすぐ指先にダメージを与えるほど磁気は強くないよ。だけど大きな磁石となると……、とりあえず過去数ヶ月で問題はなかったけど、医療用MRI(強力な磁力を使っている検査装置)はちょっと心配している。

Q: MRIだったら部屋の中にさえ入れてくれないだろうね。金属の持ち込みは許可されてないし何度も尋ねられる。NMRも恐れるべきだね。不都合はMRIはこのインプラントを取り除かないと受けられない点だけだ。
A: 取り外しはしないね。何人か同様のことをしている人を知っているが、奇異な目で見られる以外でトラブルを抱えている人はいない。金属に近づいてはいけないといった厳しいルールでもない。僕の心配は指が損傷することより、インプラントが消磁することだな。

Q: いったいそのインプラント手術はいくらで、どこで出来るの?
A: 両方で120ドル(約1万円)だった。やってくれるボディ改良アーティストが2人ほどいるが、僕のはニューヨークのブライアン・デッカーにしてもらった。違う磁石(プラスやマイナス)を扱っているので、事前にいろいろ調べた方がよい。

Q: 副作用はどういうものがある?
A: 副作用ね……、思いつくのはないな。ただMRIが恐い。

Q: 医療の専門家に相談したことは?もし相談したなら警告はあった?あるいは自分で調べただけでやったの?
A: 相談はしていないよ。警告などは自分でわかっているからね。拒絶反応が出たら感染症を引き起こして指や手を失いかねない。磁石のコーティングに傷が入ると(ほとんどありえないが)、磁石がさび始めてよくない。MRIを受けなくてはいけないことになれば、何かとんでもないことが起こるなど。  もちろん他にも注意すべきことはある。ありがたいことにブライアン・デッカーは優れたプロフェッショナルで、感染症や拒絶反応を避けるための必要なステップは全て踏んでくれた。それでもトラブルはあるかもしれない。でもインプラントをしてから7ヶ月の間、何ら問題は起きていない。

Q: ということは、麻酔をする資格のないところでやるわけだから、めちゃくちゃ痛いと想像するのだが?
A: そりゃたまらんくらいだ。氷とバーボンが少し役に立った。

Q: すごいと思うけど、なぜそうしたんだい?一番の利点と欠点を教えてほしいな。
A: これをした理由は、自分に第六感が備わるからだな。以前にはあったことも気付かなかったフィールド(磁界)を感じることが出来るんだ。電源供給やモーターが不良でそれらを解決するときに、この磁気のおかげで相当の力を発揮することが出来る。 最近では車の燃料噴射装置の処理をすることが出来た。 欠点はあまり見つかっていない。MRIに入るときの恐怖以外はね。埋め込んだ最初の週は相当痛かったのと、その後も2週間くらいはデリケートだったが、それ以外は知らせるべき欠点はまだ見つかっていない。

Q: 磁気はどれくらいの強さ?
A: あまり正確とは言えないが、携帯の計測によると600μT。

Q: それってどういう強さ?釘を持ち上げる程度だとか、HDDに支障を来すとか?
A: ホッチキスの針を持ち上げる程度だよ。当然ながらHDDを消滅することはできない。

Q: そんなに強くないけど、すごいな。磁石のトラブルは今までにある?
A: 持ち上げる力のためにインプラントをしたわけではない。どっちかというと第六感の感覚に惹かれた。トラブルはないよ。

Q: 人生はどんな風に変化した?
A: 磁界の強さに常に驚いている。ミキサーの電源を入れるとか、ノートPCの電源を入れるとか、ぶん殴られたような感じだよ。初めてインプラントをしたあとに、そっちの手でレンガを持ち、ノートPCの電源を入れたんだ。電気ショックを受けていると思ってレンガを投げたよ。

Q: どういう感触なの?強い電流でブーンと感じるように指先が引っ張られるような感じ?
A: ブーンという感じだね。肘を強く打ったときに指先が麻痺するような感じに似ているよ。

Q: 地球の磁界も感じるの?
A: 無理だね。それくらい強かったらいいと思うけど、あるいは僕の指がそんな繊細ではないのかもしれない。はめ込み式の方位磁針というのは役立つだろうけどね。

Q: 感じるかどうかってどうやってわかるの?宇宙に行ったことはないと思うけど、地球上の判断基準で「何も感じない」ことに慣れていたってこと?
A: とにかくぶっ飛ぶような感じさ。

Q: 自分が考えたのはスパイ映画とかに出て来る、体に埋め込まれたチップなどを見つけるチャンスだけど、それは可能なのかな?
A: 強い電磁波が流れていたら可能かもしれないが…。多分無理だと思う。感じるには周波数が高すぎると思う。

Q: ワイヤーに流れる違うシグナルを感じることが出来る?オーディオの信号ではサウンドの強度によって感覚が違うのかな?自分はコンピューター・エンジニアでありミュージシャンなんだけど、前にそういったことを聞いたことがあって興味がある。
A: シグナルは完全に感じるよ。120V ACはスピーカーケーブルとはかなり違う。音楽でも電磁波の差は感じる。

Q: タッチパネル式のディスプレイでは問題は出てない?
A: 自分も心配したけどl、今のところ大丈夫だね。

Q: どの指にしているの?
A: 左手の親指と薬指だよ。この2本にした理由は、2本の指の距離を一番広くとれるのと、生活の邪魔にならないという点を考えてだ。

Q: 磁石の指輪をはめただけならどうだろう?インプラントと同じような能力を得られる?
A: 出来るけど繊細さは同レベルじゃない。神経の先端にある方が周波がくっきりとわかる。

Q: ギターを弾くとかは?
A: 楽器が弾けないので答えられない。

Q: 取り外しもできる?
A: 出来るよ。メスと氷があればね。でも出来るだけ自分はやりたくない。

Q: 後悔はしていない?
A: 全くない。


こういうのが可能だったことにも驚きですが、今までなかった感覚が得られることには興味をそそられますね。

新たな知覚というのを一度体験してみたいですが、常にその状態であるのは……ちょっと怖いですね。

IAmA 24yo electrical engineer with magnets implanted in my fingertips.

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