お酒と漫画でストレス退散!?グランドジャンプと居酒屋はなこのオトナに嬉しい意外なコラボが始まる
本宮ひろ志、弓月光、永井豪、岡野剛、能條純一、こせきこうじ…これらの作家の名前にピンと来た人は、漫画好き(だった?)いい大人のはず…!
これらの有名作家陣が連載中の青年誌グランドジャンプが、居酒屋はなことコラボを企画!6月6日(水)および6月20日(水)発売の 「グランドジャンプ」本誌特集ページについてくるクーポンと引き換えに会計から200円割引 、また グランドジャンプ作家陣の連載作品のコースター や、各作品の第一話を集めた80ページにも及ぶ小冊子がもらえるなど、漫画好きもお酒好きも楽しめる内容のようです。
漫画を肴にお酒が楽しめる、ちょっと意外で楽しいコラボの詳細は続きからどうぞ。
グランドジャンプのクーポンで、飲み代が200円割引に!
漫画を話題にお酒を楽しむコラボ企画が実施されるのは、北海道や東名阪を中心に展開する、北海道の海の幸が自慢の「
居酒屋はなこ
」。
今回行われるコラボでは、全国書店やコンビニで販売されている「グランドジャンプ」6月6日(水)発売の14号および6月20日(水)発売の15号の本誌特集ページについている
クーポンと引き換えに、会計時に200円割引!
加えて彼女達が乾杯の音頭までしてくれるという嬉しいサービスも…!それだけでも行きたくなるのは私がおっさんだから?ええおっさんですとも!
また
グランドジャンプ作家陣の連載作品のコースター
(全8種類)がもらえる特典も。このコースター、サンプルを見せてもらったのですが、思った以上にしっかりした作り。これはやばいです、
集めたくなっちゃう…!
※コースターは数に限りがあるそうなので、お早めに。
また、
地獄先生ぬ〜べ〜のスピンアウト作品「霊媒師いずな Ascension」
や、若かりし頃には超刺激的すぎた
「甘い生活
2nd season」
など人気コミックの第一話が楽しめる、80ページものボリュームたっぷりの試し読み小冊子(非売品)も無料でもらえるそう。おおお、若かりし日に夢中だった能條純一まで…!
※試し読み小冊子も数に限りがあるそうです。
昔好きだった漫画家の今の作品や、青年誌ならではの刺激的な作品を読みながら、美味しい海の幸とお酒を楽しむ…なんてちょっと新しい試みですが、オトナな漫画の楽しみ方としてはかなりアリかも。いやそれどころか、
終電逃すまで夢中で盛り上がってそうな気がしてなりません…!
ちなみにこのキャンペーンを行っている居酒屋はなこのメニューや店舗情報はこちら。
ちなみにもし居酒屋はなこが遠すぎて行けなくても、試し読みはグランドジャンプのサイトでも行えます。しかも登録手続きなどは一切なし。ワンクリックですぐに読めます。
GJ試し読み |
集英社グランドジャンプ
しかし試しに読んでみると…これはヤバイ、ぐいぐい引き込まれちゃう…!
少年誌のファンタジックな世界感と違い、青年誌はリアルな世界感で刺激的なストーリーの作品が多いせいか、あっという間に作品の世界に入れちゃうんですよね。
また6月6日発売の14号からは、あの本宮ひろ志の新連載「男樹 〜村田京一<4代目>〜」も開始。ううぉぉ、大ファンなんですよ…!
ちなみに今回グランドジャンプ編集長にインタビューする機会を頂き、集英社に行って来ました。まさか大人になってこの聖地に訪れる機会がやってくるなんて…!
こちらがグランドジャンプの島田編集長。さすが編集長だけあって、出ているオーラが半端ない…怖い…と緊張しながらも、恐る恐るインタビューに臨んでみました。
−−『週刊少年ジャンプ』などのジャンプシリーズの中での、「グランドジャンプ」の位置づけについて教えてください。
「『グランドジャンプ』は『スーパージャンプ』と『ビジネスジャンプ』を統合して集英社の青年漫画誌を強化する目的で、昨年11月に創刊されました。また、昨年12月に増刊『グランドジャンプPREMIUM』もスタートしました。小学館であれば『ビッグコミック』に当たる位置づけです。」
−−メインターゲット層は?
「メインターゲットは、30代〜40代のサラリーマン世代です。従来の読者を大切にしながら、漫画を読まなくなった層を開拓していこうと考えています。
青年漫画誌は30代半ば向けのように見えてしまいますが、実際の平均読者層は40代前後になっています。最近のおじさんたちが若くなっているということですね。」
−−昔から続いている『甘い生活』が、今も変わらないノリで続いていたのが新鮮でした。
「少年誌やヤング誌は新連載などで年齢層を下げたりしますが、年配の読者になると保守的な方が多くて青年漫画誌は定番が受ける傾向にあります。新しいものに心を開いてもらえるまでに時間がかかりますが、読者が安心できる作品はもちろん、新たな刺激となる作品も盛り込んでいきたい。読者や作家を守りながら、どう変えていくかが課題です。」
−−子どもの頃にジャンプで読んでいた漫画家さんが『グランドジャンプ』に載っているのを見て「おおっ!」と懐かしくなったのですが、昔の読者の取り込みは意識されていますか?
「
好まれる漫画の種類は、世代で分かれるというより、内容で分かれることが多いように思います。またサラリーマンがサラリーマン向けの漫画を好んで、オタクの人がオタク向け漫画を好むかというとそうでもなく、色々に分化したものをそれぞれ楽しむような感じです。オーソドックスな中で新しいものがあるような青年誌を作っていきたいと思います。」
−−今連載されているもの、またこれから連載されるものでイチオシの作品を教えて下さい。
「6月から新連載が予定されている『男樹〜村田京一<4代目>〜』、6月に単行本が発売される『バーテンダー a Paris』『Smoking Gun』です。」
−−こんな漫画家さんに『グランドジャンプ』で漫画描いてほしい、というリクエストなどはできるのですか?
「そういう要望はぜひ愛読者アンケートに書いてほしいですね。新鋭からベテランまで、いろんなリクエストに応じていきたいと思います。」
−−「居酒屋はなこ」とのタイアップの取り組みはどう感じられますか?
「『グランドジャンプ』はサラリーマン層に好まれています。電車の中で漫画雑誌をサラリーマンが読んでいて海外のメディアに批判されたことがありましたが、青年漫画誌が一番元気があったのもその時代でした。読者はサラリーマンであったり居酒屋でお酒を飲んでいる人たちなのだろうなと思っているので、漫画から一度離れてしまった人たちに、「今でもこんな熱い漫画がありますよ!」というのを何とかして届けたいと考えました。
メジャー系の漫画誌で、居酒屋チェーンと組んだタイアップは前例がないのですが、『グランドジャンプ』の読者層は、「居酒屋はなこ」のお客様と同様ごく普通の大人。娯楽を求めたりお酒で発散したりしている大人の皆さんに、今回のタイアップをぜひ楽しんでいただけたらと思います。」
−−どうもありがとうございました!
この後、居酒屋はなこがどんなお店か検証すべく、たまたまこの日会う予定だったお友達のブロガーさんと実際に行ってみたのですが、料理は美味しいしお通しの枝豆はおかわり自由だったりと、とても居心地のいいお店でした。
漫画好きなら、漫画と居酒屋の前代未聞のコラボはきっと楽しめるはず。
6月6日発売のグランドジャンプを手に入れたら、お酒と料理を楽しみながら漫画の話に花を咲かせつつ、滅多に無いこの機会を楽しみましょう。
集英社 グランドジャンプ[GRANDJUMP] 公式サイト
GJ試し読み|集英社グランドジャンプ
居酒屋はなこ