アメリカの卒業アルバムで必要とされた工夫
大切な思い出として残る卒業アルバム。
異なる民族や人種が集まる国では、うまく人が映えるよう写真にも工夫がいるようです。
アメリカの中学校の卒業アルバムで、黒人生徒のアルバム写真が海外サイトのトピックになっていました。
以下、この写真に対する海外掲示板の反応。
●これはTシャツの色もよくないな。
●こういう写真のたびに、これは差別なのかというゲームが始まる。
●いちおうつじつまはあってる。逆なら白人の子に暗い背景を使うし、白黒写真だしね。
●見たところ写真の日に学校を休んだので、あとから欠席の子用で別に撮ったんだと思う。
●これは差別じゃないさ、白黒写真の問題を合理的に解決する実用的な方法だよ。
●それにこういう方法を取らなかったら、
「ねぇ、どうしてこの写真だけ黒い背景に歯だけの写真なの?」
「それはオレの写真だろ、差別だ」
という気まずい雰囲気が流れると思う。
●自分はモノクロ写真を撮るが、白黒写真の問題として、ダークグレーの背景を使用するのが良い。フラッシュの力を引き立たせ、結果としてここまで目立たせない。
●自分が中学のときは写真の日に休んだ子は、別の日に廊下で撮影された。それが理由で変な白い背景だった。なのでこれは肌の色に合わせたというより、休んでいたんじゃないかな。
●数年前に学んだ武道の先生は黒人だった。なぜかよく停電があって、電気が全部消えるたびに先生は影に隠れて僕たちの背中を忍者スタイルで叩いた。先生を見つける方法はジョークを言って笑わせることだけだった。
●僕の学校では休んだら、後から好きな写真を提出してよかった。そういうケースかも。
●白黒を逆にしたら解決だ。
●やってみた。
●僕は1人以外は全員白人の小学校に通っていた。なので写真撮影の準備は出来ていなかったようだ。
今でこそカメラの性能も上がっていますが、確かに白黒時代は、こうしたトラブルや工夫が多かったことが想像できますね。
In my middle school yearbook they put the really dark kids on a white back ground