泣きそうになった…退団したアメフト選手に6歳が「戻ってきて」と、おこづかい同封の手紙を送る
NFL(アメリカンフットボール)のブランドン・ジェイコブス選手は金銭面の折り合いが付かず、今年長年プレイしていたニューヨーク・ジャイアンツ(東海岸)から、サンフランシスコ・49ers(西海岸)へ移籍しました。
ここまではプロスポーツの世界ではよくある話。
ところが移籍を悲しんだ6歳の男の子が、戻ってきてとおこづかいを同封した手紙を選手に送ったそうです。
ブランドン・ジェイコブ選手は、ニューヨーク・ジャイアンツで生え抜きのランニングバックとして2度のスーパーボウルを制覇するなど大活躍。
しかしながら今年2月の契約更新で話がまとまらず、西海岸のサンフランシスコ・49ersへと移籍しました。
退団を知って悲しんだのは、昨年ジャイアンツ戦を観戦してからジェイコブ選手の大ファンになったという、ジョセフ・アーメントくん(6歳)。
お母さんのジュリーさんに理由を聞くと、チームが彼にふさわしい報酬を払えなかったからとの答えが返ってきました。
そこでジョセフくんは、ビニール袋に3.36ドル(約270円)の現金を入れた手紙をジェイコブ選手に送ることにしたのです。
手紙にはジュリーさんの文面の後に、「あなたがジャイアンツに行けるように、これは僕のお金です」とジョセフくんのメッセージが書かれてありました。
この手紙をもらったジェイコブ選手は大感激、この出来事を写真と共に「泣きそうになった」とTwitterで発言しています。
もちろんジョセフ君の願いどおりジャイアンツに戻ることは叶いませんが、ジェイコブス選手はこの3.36ドルを大事に取っておくと述べ、そのうちこのお金を持ってニュージャージー州のジョセフ君に会いに行くと約束しました。
対面の暁には、自分の子供を連れて一緒にレストランに行きたいと考えているようです。
大好きな選手がチームを去ってしまうことは悲しいですが、こんな形でつながりを持つことができるなんて、とても夢のある話ですよね。
6-Year-Old Giants Fan Sends Player $3.36 To Convince Him To Stay In New York