「ダイエットの苦しみを知るため」筋肉ムキムキのスポーツトレーナーが半年で30kg太る→半年で元通り
アメリカのフィットネス・トレーナーであるドルー・マニングさん(31歳)は、「太っているのは怠けであり、遺伝などは言い訳でしかない」と、主張してきました。
しかしながら、その厳しいダイエット指導に客がついてこれず、思ったような結果が出ませんでした。
そこで自分が同じ経験をしなければ説得力がないと、半年でぶくぶく30kg太り、そこから半年で元の理想ボディに戻ると言う、離れ業に挑戦したそうです。
左から開始時点、2週目、4週目
体重88kg、ウエスト81cmのマッチョだったマニングさんでしたが、太った人々の気持ちを体感しようと思い立ち、1年前から半年かけてジャンクフードと炭酸飲料漬けの日々を送ることになりました。
すると半年後には、体重120kg、ウエスト122cmの立派な(?)肥満体へと変身。
「どんどん無気力になって、家事や娘の面倒をみることもなくなっていった」と話すのは妻のリンさん。見苦しくなった自身を嘆くなど精神状態も不安定になってしまったとのことです。
ジムで運動を再開したときには勇気が必要だったと言うマイニングさん。ひざをつかないと腕立て伏せも出来ないことに屈辱を感じたそうです。
そこからさらに半年かけて元の姿に戻ることに挑戦し、以前とほとんど変わりない姿を取り戻すことに成功。マイニングさんは、「これから学んだことは、食事や運動よりも、精神や感情面がダイエットの鍵だったこと」と述べています。
ただし専門家によると、健康面から短期間での体重の増減は危険であるとのことで、安易にマネすべきではないようですが、マイニングさんは「この挑戦に後悔はない」と語っています。
また料理好きの妻リンさんは「おやつに見向きもしなかった夫が、せがむようになった」と喜んでいるそうです。
肉体面はもちろんですが、内面まで変わってしまうことに驚かされます。人はメンタル次第で大きく変われるということですね。
ニュース映像は以下。
Drew Manning Goes from Fit-2-Fat-2-Fit - YouTube
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