サービスエリアに置きざりにされた犬、その場で主人を2日間待っていた
犬の忠誠心というのは本当に驚くものがありますが、アメリカでうっかりサービスエリアに置きざりにされた犬がいました。
飼い主はトラック運転の仕事のためすぐに戻れなかったのですが、なんと主人が戻ってくるまで、丸2日もその場でじっと待っていたそうです。
我慢強く待っていたのは生後9ヶ月のランボーと名付けられたヨークシャーテリア。
トラックの運転手のマイケルさんが、ミズーリ州ハンニバルのサービリエリアに入って休憩している間に、ランボーは外に飛び出してしまったようです。
マイケルさんは足をストレッチさせたり、トイレに行ったりしたのですが、犬が車の外に出たとは全く気づきませんでした。そして何もごともないと思ったまま車に戻り、サービスエリアを出発。
後ろの座席で寝ているものばかりと思っていたランボーの不在に気いたのは、アイオワ州シーダー・ラピッズ。もうそこは会社のトラックが引き返すことの出来ないほど遠く離れた場所でした。
いないことを知りパニックに陥ったマイケルさんは、どこでランボーを失ったのか考えました。そして自分が降りたサービスエリアしかないと思い至ったのです。
サービスエリアから1番近い警察に電話を入れ、眠れない2晩を過ごしたと言うマイケルさん。もう1度電話するとサービスエリアの管轄である動物保護センターに連絡をするように言われ、それから3時間後にランボーを見つけたとの連絡を受けたそうです。
保護した職員によると、ランボーはその場でじっと座っていたと言い、主人が戻るのを2日以上も同じ場所で忍耐強く待っていたと言います。帰りにランボーを引き取りに立ち寄ると返事したマイケルさんは、もちろん大喜び。
きっとランボーは、どうしていつまでも帰って来ないんだろうと混乱していたのでしょうね。
Forgotten dog waits patiently for two days at rest stop until owner comes to find him