2012年07月08日 10:00

「イスラム過激派の女性たちの地位は、こう進化してきた」

 

イスラム社会の超過激派の女性の地位の進化00
現代の女性の地位については国や文化の影響が大きく、女性が自由に振る舞える地域もあれば、ほとんど自由や人権が認められていない地域まで幅広いのが実情です。

欧米のサイトに、「イスラム超過激派の女性の進化」を表したとされる画像トピックに上がっていました。

どんなものかご覧ください。

イスラム社会の超過激派の女性の地位の進化01
イスラム社会の超過激派の女性の地位の進化02
イスラム社会の超過激派の女性の地位の進化03
イスラム社会の超過激派の女性の地位の進化04

少しずつ肌が隠されていく様子ですが、最後には跡形もなく真っ暗な写真になっているあたりに、うなってしまいます。

同じイスラム圏であっても国によって厳しさや文化も違い、女性の権限にもかなり差は見られますが、女性や子供の人権に関するいろんな示唆に富む画像でもあります。

宗教のことも含め、盛り上がっていた海外サイトのコメントをご紹介します。

●これはイエメン生まれで米国で教育を受けた女性、Boushra Almutawakelさんによる写真アートである。

●ニンジャ・スクールの1年生から6年生までの写真みたいだな。

●うちの父は建築会社の現場マネージャーで、大富豪の住宅の建設などを扱っていた。1度、アラブの大富豪の家を建設しているときに、18〜19くらいの若い見習いがいて、その子がある部屋を探している最中に偶然知らずに大富豪の妻の部屋に足を踏み入れてしまったらしい。もちろん服は着ていたけどベールは外していた。そのことでアラブ人たちはその若者を剣で追い回すことになったらしい。

●それが一番理性をわきまえた行動だったんだろ。

●顔を見たことで若者が興奮し、妻をレイプしたんだと大富豪が思い込んだんだろう。

●死に至らせる武器をつかって加重暴行?どこの国だよ。

●それはイギリスで起ったことだよ。

●それがアメリカで起ったなら、その若者も今ごろ大富豪だ。

●他に別の女性がいない部屋に入ることは、パシュートゥーン族の文化では事実上レイプと呼ばれる。それが理由でアフガニスタンでは夜間襲撃が議論の的になっている。我々がそこにいちゃいけない理由でもある。

●全く意図とは逆の結果になる気がする。「おっと、間違ったドアを開けちまった。レイプしたのと同じことになるのか、じゃあついでに……。」

●この写真はトルコ(女性の服装が緩い)からサウジアラビア(女性の服装に厳しい)を8段階に分けた写真だ。

●単に照明を調節していただけかもしれないぞ。

●時折イスラム教徒からこれは敬意の表れだと聞くが、オレにとっては合法なレイプに聞こえる。ブルカをつけていないと男性がレイプしても良いというルールは、イスラム教徒の女性ではなく男性について何かを示唆している。

●イスラム圏を訪れたときに話をした大半の男性はかなりの女性蔑視で、自分のグループにいる女性に対して極めて強引で、ほぼ女性の「ノー」という概念を理解しない。顔を隠することへの敬意ってのも嘘っぱちだ。純粋に女性は所有物でしかなく、それがなけりゃ動物的な男たちがコントロール不能なため女を取られてしまうからだ。

●それはどこの国だ。自分はトルコ出身でイスラム教徒だが、かなり他のイスラム教徒の国とは違うぞ。完璧とは言わないが……。

●重要なのは女性の純粋さとか謙虚さを守ることなんだ、彼女らが望もうと望まないともね。

文化というのは長く根付いているものなので、そう簡単に変わるものではありませんが、異質の文化同士がぶつかると議論が激しくなりやすいようです。

そういう意味ではネットによって、世界が小さくなったと実感できるところですね。

The Evolution of Extremism: The Vanishing Role of Women in Islamic Society.

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