これも芸術?ロンドンの美術館に「実際の女性が入浴しているところを覗く」アートが登場
芸術はいかにして見せるかも大事な要素ですが、イギリス・ロンドンの美術館「ナショナル・ギャラリー」で、かなり斬新な見せ方をしているアートが注目を浴びています。
なんと、裸の女性が入浴しているところを覗くというのが、作品の一部となっているそうです。
ターナー賞を受賞したことのあるマーク・ウォリンジャー氏によるアートの一環とのことで、作品名はギリシャ神話をモチーフにした「ダイアナ」。
弓の名人であるアクタイオーンが猟犬を連れて狩猟をしている最中に、うっかり女神アルテミス(ダイアナ)が入浴しているところを目撃してしまいます。その罰として女神によって鹿の姿に変えられ、自分が連れてきた猟犬に食い殺されるという内容です。
(アクタイオーン - Wikipedia)
ナショナル・ギャラリーでは、この女神の代わりに実際の女性6人が交代で入浴し、覗かれるまでがアートの内容となっています。
※ナショナル・ギャラリーは、ロンドンのトラファルガー広場に1824年に設立され、世界3位の来館者数を誇ります。
(ナショナル・ギャラリー (ロンドン) - Wikipedia
)
モデルの女性は6人とも本当にダイアナという名前で、Twitterで募集されました。
2時間ずつの交代制で、適度に女神のようにふるまうだけで、特に何をしてはいけないといったルールもないそうです。
作品を見に来る人は「覗き穴」「ブラインド」「鍵穴」からそれぞれ覗くことが可能で、7月11日〜9月23日の間、展示される予定とのこと。
なかなか大胆なアートというか、境目がどこにあるのか難しいところではありますが、少なくとも多くの男性にとって人気のコーナーになることは必至と思われます。
National Gallery puts on peep show with naked Dianas