紙を折ったり開いたりして絵にしたアートいろいろ
紙で作るアートもいろいろあります。折り紙のように立体のものだったり、紙の上に描かれた絵であったりと多種多様です。
今回はちょっと風変わりで、紙を折ったり開いたりしてできる、折り目だけを使って絵を描いたというアートをご紹介します。
紙を折ってまた広げると折り目が出来ます。その折り目をいくつも作って描いたという、サイモン·シューベルトというドイツのアーティストによる作品です。
1. 銀行
折り目だけとは言え、建物の重厚感がうまく表現されています。
2. サミュエル・ベケット" Samuel Beckett"(小説家)
人の顔までこの通り。きりっとした唇から顔のしわまでよく特徴を捉えています。
3. 鏡の反射
色も陰もつけられないのに、鏡の向こうをうまく表現しています。
4. 鏡の部屋
さらに奥行き感を出ています。
5. 階段、部屋、床
部屋の奥までよくわかりますね。
6. 階段の上
階段の上から見下ろした高さまで伝わってきます。
7. 階段の下
トントンと誰かが降りてきそうな気配。
8. 回廊
はるか先まで見通せる廊下。
9. 「Z」という建物
だだっ広い土地にぽつんとただ一軒。
10. 段になった形
斜めに折ってあるにもかかわらず、落ち着くほどに真っ直ぐに並んだ形。
11. ジグザグの階段
紙の中に空間が広がっています。
12. 長い廊下
折り目だけで作られているとは信じられないほど鮮明。
真っ白な紙に折り目をつけるだけで、こんなにも立体感が出ることに驚きですね。
次から次へと新しいアートが出てくるものです。
Incredible Folded Paper Art by Simon Schubert