サルたちが「うつ病」になり治療を受ける理由は…愛
この厳しい世の中、落ち込んだり鬱になったりと、メンタル面の問題を抱える人は少なくありません。
それは人間界に限った話ではなく、アルゼンチンの環境保護区域ではサルが「うつ病」になり、治療を受けているとのことです。
うつ病の治療を受けているのはホエザルという種類のオスザル2匹で、群れの年老いたメスザル2匹が亡くなって以来、すっかり元気をなくしてしまいました。
メスザルたちは1年半前に老衰で亡くなったのですが、そのパートナーであったオスザルたちが次々とうつに陥り、悲しみに暮れて4匹も亡くなったそうです。
ホエザルは群れで生活し、大変親しい関係を築くことから、急性のうつ病になったのだろうと診断されています。
分析が進められた結果、このホエザルたちに薬が処方されることになり、少しずつ気持ちは向上しているそうです。
パートナーの死に直面して、立ち直れないほどの悲しみに暮れるホエザルたち。
人間以上の愛の深さを感じますね。
Monkeys at ecological park treated for depression