車で右側通行の国から左側通行の国へ渡るとき、スムーズに左右が入れ替わる道路
日本やイギリスの車は左側通行、他のヨーロッパやアメリカは右側通行と、国によって交通ルールは分かれています。
船や飛行機で外国へ渡航する際には、それほど意識しないかもしれませんが、右側通行の国から左側通行の国(あるいはその逆)へ、車で国境越えをする場合だと、とたんに左右が入れ替わることになります。
いったい、どんな道路のしくみにすると上手くいくのでしょうか。ドライバーが知らぬ間に、スムーズに車線が入れ替わる道路のレイアウトをご覧ください。
手前から向こうに走る車が、次に道路と交わるときには車線が反対になっています。
こんな風に8の字になっていると、スムーズに入れ替わることができますね。
実はこれ、パール・リバー・ネックレス・ブリッジと呼ばれるコンセプト・デザインで実在するわけではありません。
実際は移民管理局などを通り抜けするために、車が停められるポイントがあるところが多いようです。
しかしながら、車線が変更になる実際の道路も存在するようです。
こちらはマカオから中国本土。
現存の道路は、円形などのカーブがあり、それをくるくると回る感じですね。
海外サイトのコメントでは、こんな風にすれば簡単なのにとアイデアも貼られていました。
確かにこのほうがすっきりしています。
日本は島国なので必要はないだけに、こうした国境の在り方は興味深いですね。
The border of a right-hand driving country and a left-handed one