使い道にもびっくり…空港で15kgの毛虫の死骸を密輸した男が捕まる
国際空港では、あの手この手で密輸しようする者が後を絶ちません。
スイスの空港で密輸が見つかったのですが、なんとスーツケースの中に隠し持っていたものは、15kgもの毛虫の死骸だったのです。
(※モザイク無し画像はこちら)
スイスのユーロエアポート(バーゼル空港)で捕まった男の名前は、アフリカのトーゴから到着したアドリアン・オノバンジョー(47歳)。
15kg以上もある毛虫の死骸をビニール袋に入れ、スーツケースに隠し持っていました。
スーツケースがX線に通されたことで発覚しましたが、ありとあらゆるものを没収している国境警備員でさえ、このケースにはショックを受けたとスポークスマンが伝えています。
スーツケースの手の届かない底に隠していたことから、本人も持ち込んではまずいものと認識していたようです。当初は特別な根であると主張していたようですが、何匹か動いていたことから直ぐに没収となりました。
さて、これを何にするつもりだったのかという理由なのですが、「大好きなおやつ」だと主張し、個人で消費するものなので持ち込みが許可されるべきという要求をしたようです。
また、警備員たちによると、この毛虫たちの臭いは耐え難いものだったと言い、ただし男は全く気に留めていないようだったとのこと。
この死骸は空港が没収しその後処分されると聞くと、男はつかめるだけつかんで本当に食べ始めたそうです。
その際「美味なものなので無駄にはできない」と言い放ったそうです。
国境を渡れる食品や文化にも限りがあるという例ですね。毛虫は理解はしがたいですが、日本の食材を海外に持ち込みたいという感覚ならわかる気はします。
Man had over 15 kilos of dead caterpillars hidden under false bottom of suitcase