2012年09月02日 13:32

大学教授が車に落書きして逮捕される…ただし言葉づかいが丁寧

 

車に落書きして逮捕00
時折、駐車してある車に傷を付ける悪い輩がいます。

そう言った落書きにはだいたい知性のなさが表れるもので、ののしり言葉や不適切な絵などが描かれるものですが、イギリスのニューキャッスルで起きたケースは少し違うものでした。

24台もの高級車に傷が付けられたのですが、書いてあった文字は低俗な言葉ではなく、やたら丁寧だったのです。

車に落書きして逮捕01
逮捕されたのはニューキャッスル大学の教授、スティーブン・グラハム(47歳)で、近所に駐車されている車に傷をつけたとされています。

ほとんどの車はBMW520やベンツSLKと言った高級車で、損害額は合計2万ポンド(約250万円)に及ぶとみられています。

黒いジャケットに短パン姿で、かがんで傷をつけているところを近隣住民が目撃し、逮捕に至りました。

スクリュードライバーを使い車に文字を書いたとのことですが、その内容は「非常に不謹慎」「専横的」「真に間違っている」と言ったような、丁寧でインテリジェンスを感じる語であったとのことです。

今のところ動機などの詳しい事情は判明していませんが、職業病とも言える知性が犯罪行為にまで出てしまったと言うことでしょうか。

ただし落書きの内容がいくら丁寧であっても、損害額は変わらないようです。

University professor arrested after polite grafitti is found on cars

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