絶滅危機の白サイ、今やライフルを持ったボディガードに囲まれて生活
地球上には現在、絶滅の危機に瀕している動物が多く、人間の手によって生存を脅かされ、数を減らしたものも少なくありません。
アフリカ・ケニアの草原には、わずか4頭しか残っていないシロサイがいるのですが、彼らを守るためにボディガードが付いているそうです。
シロサイのゆったりした威厳もさることながら、3人のボディガードが護衛している姿が強烈な印象的を与えています。
現在でもサイのツノ目当ての密猟者が絶えないと言い、生息数は減る一方とのことです。
ツノは特に漢方薬の材料とされていることから、中国人バイヤーに売るため乱獲されており、大型獣としては最も数が少ないと言われているそうです。
この事実に対し、海外掲示板にはいろいろな意見が出ていました。
抜粋してご紹介します。
●こんなに威厳のある動物が人によって無分別に乱獲されるなんて……たった4頭になるまで。この種の未来に希望はあるのか?
●実際は7頭だそうだ。2頭はサンディエゴ動物園にいて、1頭はチェコにいる。4頭が野生にいるらしい。
●象牙やフカヒレの需要がある中国人に非があるだろう。直接の需要は中国から来ている。とは言うものの、みんなiPhoneやアンドロイドを持ちながら、それを作る中国人の職場環境なんて目を向けようとしない。オレら全員が同罪だ。要求するものを受け取るだけだ。地獄を望むなら地獄が待ってる。
●角を砕いた粉を混ぜたら、男の精力が増進すると信じている中国人に感謝するんだな。いつものように迷信が全てを台無しにする。
●なぜ中国人は男の生殖器のための薬ばっかりなんだ。
●サンディエゴ動物園なら奇跡を起こしてくれるさ。え?両方オス?気にしちゃいけない。きっと出来るさ。
●サンディエゴにいるサイをそれほど昔じゃないときに見た。悲しいことに繁殖する年齢は過ぎていた。
●彼らは乱獲されないように先に角も切ってあるみたいだ。だから密猟者もいらないだろう。
●1〜3年でまた伸びてくるんだよ。爪を切るような感じだよ。
●ケニアに去年行って撮ってきた写真だよ。
バラカという名前のサイだった。すごく人なつっこいんだ。角は密猟者から逃れるために切ってある。
もう耳も聞こえず目も見えないので人間の手に頼って生きている。世話係もいい人だった。かなり広いエリアを自由に動き回れる環境だ。今40歳だけど80歳まで生きるんじゃないかと思われている。
●履歴書に付け足す職歴としてはカッコいいな。「珍重なサイのボディガード」
●こういうのを見ると、人間の愚かさと酷さがわかるな。永遠に収穫出来続けるものなのに、わざわざ減らし続ける方法を選択するんだから。
●密猟者が見付けたら、角がなくても殺すんだよ。すると2度と同じサイを追わずにすむからな。
●銃を持った男たちに囲まれているときは無理だろ。
●いったいどこに行けばサイのボディガードになる申し込みができるんだ?
●オレも食事と水さえ与えられれば、太陽の下で動物の面倒を見ているよ。最高の仕事だ。
●2時間目からは退屈になると思うけどね。
●
「おい、サイはまだ生きてるか?」
「もちろん」
「怪しい影はなかったか?」
「なしだ」
132日目:
「もう死にたい。掲示板でサイを見たからって、どうしてアフリカへの片道チケットを買ってしまったんだ。2度と酔っ払ってるときに決定は下さないことを誓うよ」
●アウトドアキャンプが大好きな自分は、サイもライフルも周りにないが、それでもやることはいっぱいだ。
●これは人間のベストとワーストを表す見本写真だ。
●でもそのシロサイ“white rhino”、白くないよね。
●名前の由来はオランダ語のwijd(英語でWideという意味)が、間違ってホワイトと発音されたかららしい。
●密猟者がまたハイテクで、GPS、ヘリコプター、暗視ゴーグルなどを駆使して、フェンスを跳びこえてはサイレンサーのついた銃でサイを殺すんだ。
●サイの角でそれの元をとれるのか。ヘリコプターなどはサイより費用がかかるんじゃないのか。
●重さでいくと金の2倍くらいの価値が出るらしい。それで計算すると1kgあたり65000ドル(500万円以上)で、大人1頭の角は6kgほどある。
●3人のボディガードが付くというステータスがすごいな。
シロサイはキタシロサイとミナミシロサイに分けられるそうで、ミナミシロサイは割とたくさんいるとのことです。