天井を壊して住居侵入した男…4時間もプレステで遊んでいた
不法侵入で捕まる事件の大半は、泥棒が何かを盗んでいったと言うものですが、ロンドンのトレーニングセンターで一風変わった住居侵入事件がありました。
逮捕された男は4時間もの間、ひたすらプレイステーションでゲームに興じており、その姿が監視カメラに映っていました。
パラムケッシュ・バールゴビン容疑者(20歳)は、深夜2時15分頃、南ロンドンにある若者向けトレーニングセンターの天井を破って侵入しました。
その際、置いてあった生徒によるプロジェクト作品を台無しにしたほか、天井付近も破損するなど、数千ポンド(数十万円)に及ぶ損害を出しています。
監視カメラにはテレビを付ける男が映っており、リモコンが機能せず不機嫌になったり、『世の中にはゲイの人もいる、慣れなさい』と書かれたポスターを破るなどしていました。
それから紅茶を入れ、上半身の服を脱ぐと、プレイステーションでゲームを始めます。それから4時間もの間、サッカーゲーム(FIFA)に熱中していたようです。
センター側では、「ゲームを普通にやりたいだけなら、こんな大きな問題にはならなかっただろう」との見解を述べており、ゲームするためだけにわざわざ天井を破って侵入した犯人の行動に首をかしげています。
なんとも間の抜けた事件の顛末ではありますが、それだけプレステに魅力があったと言うことなのでしょう。
Man jailed after bizarre break-in at youth training centre