歴史の重み…はるか昔のヨーロッパで使われていた義手・義足いろいろ
義肢の歴史は古く、世界最古とされているのは、紀元前950〜710年頃の古代エジプト女性の足の指。
1500年頃のヨーロッパでは、戦争で手足を失った軍人が義手や義足で戦い続けた例も少なくなかったようです。
はるか昔に使われていた、義手・義足の写真をご覧ください。
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世界最古、紀元前950〜710年頃に生存したとみられる古代エジプト女性の義指。
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ヒンジ付きの金属製の義手 1500年
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鉄の義手 1560〜1600年頃
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鉄の義手 1580年
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鋼鉄の義手 16世紀
「鉄腕ゲッツ」の異名を誇った中世ドイツの騎士のもの。
(ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン - Wikipedia)
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銀属性の義足 18世紀
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ライフルの銃身から作られた義手 19世紀初頭
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木製の義足 19世紀
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木&鋳鉄製の義足 19世紀
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木製の義足 19世紀
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女性用の関節付き義手 19世紀
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革製の義手
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リベット付アルミ製義足と革靴
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イギリス・ヴィクトリア朝時代(1837〜1901年)の朝食に使用する義手
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革のブーツ付き義足 1891年
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左足の義足 1914〜1918年
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フランス製の義手セット
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多機能な義手 1916〜1918年
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義足 1918年
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関節離断義足 1928年
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手製の義足 1940年
何百年と昔のものでも、かなり精巧な作りであることに驚きますね。実用品であると同時に、知恵と技術が注がれた芸術品と言えそうです。
That’s What Prosthetics Looked Like in the Past