2012年09月27日 21:00

iPadでは実現できない、最新AndroidタブレットNexus7と光回線がもたらす外出革命があまりに凄すぎる

 


最近はノマドなんていう、「ネットとパソコンやタブレットがあれば、喫茶店やシェアスペースで気軽にどこでも仕事できるよ〜!」みたいなのが流行っていますが、 実際仕事ってそんな簡単なものじゃないと思うんですよ!

例えば私の場合、気分に合わせてチョイスできる 何千曲という膨大なBGM 、煮詰まった時の気分転換のための ビデオライブラリ 、突発的に必要になったりする長年の仕事で積み重ねてきた 莫大な資料やデータ がデスクトップパソコンに6TB近くあり、外に持ち出すのは困難、仮に持ち出したとしても同期は大変だし重いし、うっかり紛失でもしたら一大事と八方ふさがり。結局効率を求めると、家に引きこもるしかありません。

ところが9月25日にGoogleストアで発売されたGoogleの最新OS AndroidOS4.1を搭載した7インチタブレット「Nexus7」と光回線やWiMAXを活用してみると、自宅の環境を思った以上に手軽に持ち出せる上、外出先での利便性が劇的に向上したではないですか!

店頭購入や、 @niftyの光回線開通で無料で 手に入る話題のNexus7、実際に試してみると想像以上に未来を感じる結果を得られたので、その方法をまとめてみました。

注:この記事は筆者のフリーランスエンジニア的な立ち位置で書かれています。活用する際には自身の職場環境やコンプライアンスに合わせて、各自適切にアレンジすることをお勧めします。

Google渾身の7インチAndoridタブレット、Nexus7

ではまず先に、今回使用したAndroidタブレット「Nexus7」について簡単に触れておきましょう。


Nexus7はGoogleが9月25日にGoogleストアで発売した、最新のAndroidOS4.1を搭載した7インチタブレット。すでにアメリカでは発売されていますが、日本では10月2日から販売開始されます。


Nexus7は、iPhone4S(左)とiPad(右)のちょうど中間の7インチサイズ。重量はiPadの約半分の340gと軽量でありながら、バッテリー駆動8時間、またGPS、どの角度から見ても色が変わりにくい1280x800のIPS液晶を搭載。またCPUはTegra3クアッドコアを搭載と、十分すぎるスペック。ただしネット接続手段はWi-Fiのみ対応のため、外でネット接続するにはWiMAXなどのモバイルルーターが必要になります。

ちなみにタブレットならiPadでもいいんじゃないの?なんて思いがちですが、AndroidにはiPadでは実現できない機能があり、これが外出先で仕事をするのにメッチャ役立つんですね。

iPadでは真似できない、Nexus7がもたらす外出革命


まず便利な機能の一つが、Android4.1にて新しく搭載された機能、 Android Now 。Googleカレンダーのスケジュールに基づいて、 直近のスケジュール 、現在地の天気に行き先へのマップやルート・乗換案内、現在位置からの所要時間など、移動に便利な情報を自動的に表示してくれるという優れもの。

自分でいちいち検索や見たいデータを呼び出さなくても必要なものを出してくれる有能な秘書のごとく、実際に使ってみると恐ろしく便利なんですよ…。


さらにAndroidのGoogleMapでは、一部エリアで屋内地図も表示。フロアを変更して建物の構造まで見えたりと、慣れない場所でも移動を手堅くアシストしてくれます。


そしてこれだけでも買う価値があるくらい魅力的なのがカーナビ。しっかり音声案内までついたナビゲーションをしてくれる上に、目的地の音声入力も秀逸。施設名やキーワードを言うと、最寄りの施設をリストアップ。また町名から番地・号まで一気にしゃべってもバッチリ認識するなど、音声入力に関しては高級ナビでも太刀打ちできないくらいの使い勝手なのです。


またAndroid4.1になり、ブラウザもChromeに進化。パソコンとほとんど同じタブブラウジングができるようになった上、縮小状態でゴチャッとリンクが集まった場所をタップすると、その部分だけ拡大してくれるなんていう便利機能も。出先でささっと調べものをする効率もかなり上がりました。


またAndroidのYoutubeアプリは、プレイリストの連続再生にも対応。特に操作ができない車移動時などに、あらかじめパソコンで作っておいたプレイリストを長時間に渡り連続再生できるのは、個人的にはカーAV革命とも言えるほど。

しかしここまではあくまでNexus7単体で実現できる利便性。さらにここに光回線が加わると、仕事もバリバリとこなすタブレットへと変貌するのです。

光回線なら外出先に自宅のネットワークを持ち出せる!

いくらタブレットが進化していても、パソコンで溜め込みに溜め込んだデータを丸ごと保存しておくのはまだまだ難しい話。しかし外に向けたデータ送信速度(上り速度)が高速な光回線を自宅に引いておくことで、外出先から自宅に保管してあるデータを、いつでも快適なスピードで取り出すことができるようになります。

そのために必要なのが、リモートアクセス(VPN)接続対応のブロードバンドルーター(Buffalo  WLR-G301Nなど)と、自宅のIPアドレスを取得するのに便利なダイナミックDNSサービス。無料で1アドレスまで使えるDynDNSや、プロバイダが提供するものでは@niftyダイナミックDNSなどが便利です。


詳細な設定方法は使用するルーターの説明書に委ねるとして、設定したリモートアクセスのIDとパスワードをNexus7に設定すると、外出先でありながら、自宅のLANに接続したのと同じ状態に。


ここでファイラーアプリ「ESファイルマネージャー」を使用すると…スマートフォン対応のNASを用意しなくても、まるで普通のパソコンと同じように自宅のパソコンの共有フォルダにアクセスできてしまいます。

パソコンの共有フォルダや本体内のファイルに直接アクセスできるのは、Androidの大きな特徴。 こうした使い方は、iOSではちょっと真似ができません。


Androidなら、自宅にあるファイルをAndroidにコピーするなんて朝飯前。それどころかコピーしなくても、ダイレクトに共有フォルダから音楽やMP4やTS形式の動画をストリーミング再生したりと、Nexus7の本体容量を気にせず巨大ファイルを活用できます。


外出先で家にその日使うファイルを忘れてしまい、しまった…!なんて場合でもすぐに自宅からコピーできる上、AndroidのGmailアプリならファイルの形式を問わず自由にメールに添付することもできるので、急にデータを要求されたときでもNexus7ひとつで対応できるのが便利。これも地味なことですが、iOSでは簡単にはできない事なんですよ。

 
またファイル共有だけでなく、アプリを使うことでVNCやリモートデスクトップなどでパソコンの遠隔操作も可能に。パソコンでしか編集できない作業が発生したり、外出先でサーバーにトラブルなどでも、緊急対応が必要な時には大いに役立ちます。

光回線でどれだけの速度が出るのか実際に試してみると…

ただしこれらのファイル転送やリモート操作を快適に行うには、自宅のインターネットに十分な送信速度必要なのですが、光回線だとどれだけの速度でデータを送信できるのか、 @niftyのBフレッツ接続 で速度を計測してみました。


自宅からの最大通信速度を測るため、Bフレッツを引いた自宅と編集部をVPNで接続し、6GBのファイルを受信してみると、その速度は… 51Mbps!?

これだけの速度だと、 CD1枚がわずか2分ほど で送信が完了する計算に!? さすが光回線、桁が違いすぎる…!

もちろん受信する側の回線が遅ければフルスピードには達しませんが、光回線を引いているコワーキングスペースや友人のオフィスなら、ほとんど自宅のLANと変わらない速度を期待できそうです。

自宅に大量保管しているデータは外でも活用すべし!

人それぞれ溜まり方は多様なれど、パソコンのデータは放っておくとどんどん溜まるもの。しかしせっかく貯めているなら、こうやって内外問わず、必要な場面で活用したいものですよね。

ちなみにNexus7は通常の店頭販売で買うこともできますが、まだ光回線を引いてないなら、@niftyが現在実施しているキャンペーンを利用するのがオススメ。光回線開通で Nexus7 8GBモデルが無料でもらえる ので、一気に快適ノマド環境を手に入れられます。

@nifty|Nexus7プレゼントキャンペーン


またVPN接続にモバイルネットワークを使う場合は、VPN接続制限がない、@nifty WiMAXが最適です。こちらはNexus7がお得に購入できる、モバイルルーターとのセット販売が10月1日から実施されます。

時とともにどんどんと肥大化していくデータ。特に仕事や趣味で活用するのであれば、家でも外でも快適なハイスピードな通信環境は、整えておいて損はないですよ。

@nifty|Nexus7プレゼントキャンペーン

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