2012年10月09日 08:48

こんなに目立つ「おとり捜査」ってアリ?警官が巨大コーンの着ぐるみで取り締まり

 

目立つおとり捜査00
普通「おとり捜査」と言うと、警察だとわからぬよう一般人に紛れ込み、犯罪を誘発したり機会提供する手法です。(日本では原則として認められていないようです)

アメリカ・カリフォルニア州で、交通違反者の取り締まりでこの「おとり捜査」が行われたのですが、交通の巨大コーンを着たとにかく目立つものだったそうです。

目立つおとり捜査01
これが実際の「おとり捜査」の風景。

この通りのそばには学校があり、以前から違反者が多いと近隣から苦情が多く出ていたのを受けて、「歩行者おとりプログラム」として行われたのだそうです。

……こんなに目立てばさぞかし違反者も減るだろうと思いたいところですが、このおとり捜査中に、横断歩道で歩行者にゆずらなかった車が13件、運転中の携帯電話利用が3件、無免許や仮免許中の運転が3件もあったそうです。

捕まった人のほとんどがおとりの存在に気づきもしなかったと答えていますが、こんなに目立つ格好をしても見えないのでは、やっている方としても立つ瀬がありません。

自動車のドライバーへの警告の意味も込めて、この交通用コーンの巨大コスチュームにしたそうですが、幾人かの違反者には歩行者が突拍子もない格好をしていても目立たないと言う、残念な結果に終わりました。

これを言ってしまうと身もフタもありませんが、素直に警官が立っていた方が警戒してもらえるとは思います。

Undercover police officer dressed as giant traffic cone helped catch illegal motorists

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