「愛犬を見つけてくれたら、家を売り払って400万円の謝礼を出します」
ペットを飼う人には、家族同様に愛情を注いで大事にする人も少なくありません。
アメリカで愛犬が行方不明になってしまった人が、見つけてくれた人に5万ドル(およそ400万円)の謝礼を出すことにしました。
ただし、その5万ドルを捻出するため、自宅を売り払う覚悟だそです。
アメリカ・テキサス州に住むチャーリー・パーカーさんは「サー」という名のチョコレート・ラブラドールを飼っていました。ところが芝を刈っている間に犬がいなくなってしまったのです。
子供のいないパーカーさん夫妻は、サーに子供と変わらない愛情を注いできたと言い、なんとしても見つけ出したいと5万ドルもの報酬金を付けることにしました。
その支払いのために、家を売ることになっても構わないのだそうです。
サーはパーカーさんたちと5年も一緒に暮らしてきたそうで、常にそばを離れることはなかったと述べています。
現在、町中に犬を探す貼り紙がしてあり、報酬はサーを見つけて連れて帰ってくれた人なら誰でも得られるとのことです。
「妻と馬以外の何でもあきらめられる」と語るパーカーさん。愛犬がいなくなってしまったことで、人生がまるで意味のないものになったと嘆いています。
そして、あと1日でも、1週間でも、1ヶ月でも、1年でもサーとの時間を過ごしたいと願っています。
パーカーさんにとって、愛犬がどれだけ大きな存在か痛いほど伝わってくるだけに、なんとか見つかって飼い主のところに戻ってくれるといいですね。
Man willing to sell home to offer $50,000 reward for safe return of missing dog