「こんな道だっけ?」マラソン大会でランナーが偶然通りかかった自転車について行き大混乱に
マラソン大会ではランナーが道を間違えたりしないよう、車やオートバイ、自転車などが先導することがよくあります。
イギリスで開催されたマラソン大会で、ランナーの多くが通りかかった一般の自転車について行ってしまったという珍事が起こりました。
ニューキャッスルで行われたマラソン大会で、530人程の参加者がスタートを切りました。
ランナーの誘導には自転車がその役割を果たしていましたが、偶然にも鮮やかな蛍光色の黄色い上着を着た、一般の自転車がマラソンコースを通ったそうです。
すると、ほぼ半分のランナーが誘導車だと勘違いし、その後をついて走っていったのです。完全にコースから外れた小道に入ってしまい、当然マラソンは大混乱となりました。
ただしスタートしてからすぐの出来事だったことから、1からやり直しという措置がとられました。
マラソン後のクレームは1件だけだったそうで、大半の選手はジョークとして受け止めたり、笑い話として和やかに終わったようです。
紛らわしい格好の自転車が通りかかるとは不運としか言いようがありませんが、これはこれで思い出に残るマラソン大会にはなったかと思います。
Wrong cyclist sent runners off course