愛する妻の遺灰をまくため…夫が1万マイル先までヒッチハイクの旅
最愛の妻を亡くしたならば、その悲しみを乗り越えるのは並大抵のことではありません。
妻の遺灰をまくために1万マイル以上をヒッチハイクしたという80代のイギリス人男性がいました。
マイク・ホウィットさん(80歳)は、55年間連れ添った妻のダイアナさんが亡くなった後、生前彼女が好きだった国に遺灰をまくため、イギリスのレスターから南アフリカまでヒッチハイクの旅をしたそうです。
彼女が亡くなった56日目に出発したというマイクさん。2人は16歳と15歳の時に出会いました。マイクさんの仕事の関係もあり、25回も南アフリカを訪問した経験があったとのことです。
どうにか彼女へ思い出深い貢献をしたいと思い立ち、最終目的地までヒッチハイクをしながら、何週間もかけて目的地にたどりつきました。
この勇気ある行動にも本人は全く怖いと思わず、「勇気があるとは言えない」と語っています。
中には英語を3語しか話さないドライバーもいたそうです。足が腫れるなどのハプニングもあったようですが、自分で決心したことをやり遂げたことには満足していると述べています。
旅の途中には、すばらしい人との出会いがいくつもあり、人生を豊かにする体験も数多くしたと言います。
長い間夫婦として連れ添った妻のため、1万マイル以上をヒッチハイクしたということも、それを80歳でやり遂げたということも驚くばかりですね。