歌って踊れる魚売りの男性、Youtubeで人気を呼びイギリスからメジャーデビュー
こちらのパキスタン人男性、ロンドンのクイーンズマーケットで変わった魚の売り方をしているそうです。
1ポンド・フィッシュマンとして知られる彼は、魚のたたき売りにも似た「魚売りソング」を歌う様子が人気とだったそうです。
それがYoutubeに上げられるとたちまち評判を呼び、なんとワーナーズ・ブラザーズと契約するにまで発展しています。
まず、その特徴ある魚たたき売りソング、1ポンド・フィッシュ“One Pound Fish”のオリジナルの歌を、以下よりお聴きください。
One 1 Pound Fish, Queens Market, Upton Park, London E13 (THE Original) - YouTube
当然売るのが目的ですから、繰り返しの言葉が多いのですが、どこか陽気で声にも張りがあって魅力がありますよね。
こんな風に1ポンド(約135円)の魚を売っていることで話題になり、Youtubeにアップロードされてから、写真をいっしょに撮って欲しいという人や、歌って欲しいという人が後を絶たない人気者になりました。
そしてシングルのリリースをするところまで、とんとん拍子に話が進みました。
契約に名乗りをあげたのはワーナーズ・ブラザーズ。男性はパキスタン出身のムハンマド・シャヒード・ナジールさん(31歳)で、クリスマスに間に合うように9日にリリースされています。
そして作られたのが以下のプロモーション映像。
£1 Fish Man - One Pound Fish - O-Fish-Al Video - YouTube
スターダムにのし上がりすぎ!
かなり洗練されたものとなっているところがすごいところ。一度頭に入ったらなかなか残りやすい言葉やメロディで、クリスマスのヒットとなっているようです。
いやはや、ネットのあるこの時代、何が人生を変えるかわかりませんね。
ところがこのムハンマドさん、イギリスの移民局の調査で、学生ビザで入国したあと学生をやめてマーケットで働いていた事実が発覚しています。
パキスタンに強制退去させられる公算が高くなり、今後の行方がどうなるかは現在のところは不透明とのことです。
One Pound Fish Man's single now available, but troubled waters may lie ahead
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