「速すぎる!」競馬場でチーターを全力で走らせてみた…運動不足解消のため
地上最速の動物と言われるチーター。
動物園で飼っていると、運動させたくても広くて安全な場所を確保するのは、なかなか難しいようです。
アメリカの動物園のチーターが、利用していない時期の競馬場を貸してもらえることになったとニュースになっていました。
足が速いことで知られるチーターは、最大時速105kmものスピードが出ると言われています。(サラブレッドは時速60〜70km)
※三冠馬オルフェーヴルやディープインパクトでも歯が立たない速さですが、ただしチーターは400mほどでバテてしまうとのこと。(ちなみに府中競馬場の直線は500m以上)
そんなチーターを運動させるとなると相応の広い場所が必要です。アメリカのヒューストン動物園では、チーターたちを運動させる場所がありませんでした。
少なくとも200mほどの距離は必要で、動物園にはそのスペースはありません。そこで考えついたのが競馬場で、開催されていないときの使用を許可してもらったそうです。
さっそく5歳になるキトとキブリというチーターの兄弟がエネルギーの発散に競馬場を走りました。
周りはフェンスで囲まれているために、安全に疲れるまで走れるとのことで、広々とした競馬場ということもあってか2頭ともとても落ち着いていたそうです。
まっすぐ走らせる方法ですが、チーターには狩猟本能があり、動くものを自然と追いかけるのだそうです。
それを利用してロープで物を引っ張り、追いかけさせることにより一定の距離を走らせているようです。
2匹のおさなじみの犬が試しに追ってみたものの、まったく追い付けません。
でもチーターならこの通り。まだ8月から3度の運動をしたにすぎませんが、これから競馬シーズンが始まるということで、またしばらく運動はお休みとなるようです。
前足と後ろ足が完全に交差。全身ゴムまりのようです。
芸術的なまでに美しく、そしてのびのびと走っている姿を見ると、もっと自然な運動をさせてあげたくなりますね。
映像は以下よりどうぞ。
Houston Zoo Cheetahs Run at Sam Houston Race Park! - YouTube
それにしてもほれぼれとする美しい走りですね。
Cheetahs get workout at horse racing track
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