命がけでワニを抑え込み…卵を保護するため決死の作戦
動物園ではさまざまな動物に近づいて世話することになりますが、相手が大型の猛獣ともなれば危険と隣り合わせとなります。
オーストラリアの「は虫類パーク」でワニの卵を保護するため、飼育員たちがメスワニと格闘して抑え込む決死の作戦が行われました。
卵をワニのもとから取り去る理由は2点あるとのこと。
もともとシドニーの気候では、気温が高すぎて卵からかえりにくいということが1点、ワニは肉食であることから、産卵した卵がかえってもほかのワニたちに食べられてしまうことが多いのが2点だそうです。
さて、その任務にあたったのは5人の園のスタッフで、メスのワニを上から抑え込み、それも40頭くらいのワニがうようよとまわりを泳いでいる中で、卵15個を無事に確保できました。
もっと安全な場所で孵化させるそうですが、だいたい70日くらいでかえるそうです。
人間の何倍も重いワニに数人で乗りかかり、暴れるワニを抑えるその姿はなかなか激しいものがあります。
女性も奮闘していますが、ワニを放すとき最後のひとりにならないように離れないと食べられてしまいそうですね。
ニュース映像は以下をどうぞ。
People wrestle a ten-foot alligator to steal her eggs in Australia - YouTube
Zookeepers wrestle alligator to save eggs