海外の人々「えっ、パンダって産まれた赤ちゃんも中国に返さなきゃいけないの?」
パンダ外交という言葉があるように、世界中で絶大の人気を誇るパンダ。
現在世界中に贈られているパンダは中国からのレンタルであり、上野動物園で今年産まれた赤ちゃんも、2年後には中国に送り返す賃貸契約となっています。
そうしたことを知らない人も多いようで、海外掲示板で驚かれていました。
パンダはなかなか容易に子供を作らないことで知られていますが、産まれた子供は中国のパンダの遺伝子バンクを助けるために送り返すことになります。
面白いことに、赤ちゃんパンダの送り返しにはFedexを利用しなければいけないと決まっているのだそうです。ちなみにFedeXは無料で請け負っているとのこと。
(参照:How To FedEx A Panda : NPR)
現在、中国から贈られる全てのジャイアントパンダはレンタルとなっており、その理由としてワシントン条約などにより学術研究目的以外での取引が難しくなったことがあげられます。
このパンダ・トリビアに、海外掲示板も盛り上がっていました。
●(本人)中国のパンダのボランティアに聞いた話だよ。
●勝手にパンダ・エクスプレスで送られていると思ってたよ。
●FedeXがこのことを宣伝してないことに驚きだ。赤ちゃんパンダを責任持って安全に届けるんだぞ。
●ちゃんと宣伝してるじゃないか。
●オレ「今日は何を配達してるの?」
Fedexの人「ああ、たぶん後ろにパンダが2頭ほど入ってる。
●「本日留守のようだったので、電話をして再配送の日を設定ください」
●FedExのほうがUPSより随分いい。UPSなら近くを飛んだときに上から投げられてパンダに死をもたらす。
●パンダには潜在飛行能力があって気づいてないだけかもしれないぞ。(出典:カンフーパンダ)
●FedExのインディアナポリスで働いているが、このパンダエクスプレスは滅多に止まることはない。なので見たときは興奮して写真を撮ったよ。
●パンダは遺伝子的にかなり弱く、最適の状態には程遠い。生物的に危機感も薄く、性欲も人間の60歳男性より少ないなど、最適な繁殖方法にしても単に絶滅の時期を延期しているだけにすぎない。
●いちおう優先座席らしい。
●↑ちゃんと非常の事態には非常ドアの操作が出来るのか。でなければ座席を替わらなければいけない。
●↑隣のノートパソコンの男性がいいな。ちょっとパンダよ。悪いけど肘掛けをゆずってくれ。
●パンダの子守りの仕事がしたい。パンダと飛行機に乗って飛行中のパンダをハッピーにする仕事。
確かにパンダの動きを見ると危機感があるようには思えず、絶滅に向かっているのもわかる気はします。かわいさによって保護されているのも、ひとつの進化形態なのかもしれませんね。
日本のパンダの赤ちゃんもFedExで送り返すのでしょうか。
The baby pandas are shipped back by FedEx.