「売れない風景画にモンスターを描き足してみたんだけど、どうかな?」
画家を生業とする人はたくさんいますが、買い手のつかないままの絵画もたくさん存在します。
ディスカウントショップで投げ売りされていた風景画に、モンスターを描き加えてみるという、おもしろい試みをした人が現れました。
ユニークな趣となった、合作の絵をご覧ください。
1.
夕日に吠える山のモンスター。
2.
湖から現れるグリーンモンスター。
3.
人間くらいひと飲みしそうなマッチョなモンスター。
4.
雪景色に合う、冬のモンスター
5.
ネス湖のネッシーを思わせます。
6.
水上スキーに協力するお化け。
7.
馬と向き合うモンスター。
8.
かわいいんだか、いやらしいんだか、よくわからないモンスター
9.
のどかに小川で水遊びをする小モンスターたち。
10.
怪談話に出てきそうな、ろくろ首系の妖怪。
どこにでもある普通の風景画が、強烈な個性を持った絵に変貌しています。元絵の作風に溶け込んだタッチになっているところに技量を感じますね。
オリジナル作品へのリスペクトという点では賛否あるかもしれませんが、誰の目にも触れず朽ちていくよりは、こういう形で日の目を浴びるのも面白いのではないでしょうか。
ただし元の絵が、実は行方不明になっていた著名画家の作品(もしくは将来有名となる画家の作品)だった、ということがないように祈りたいと思います。
Adding Monsters to Thrift Store Paintings