間違った使い方が楽しすぎる…!マツダから難しい車の流し撮り写真が簡単に撮れる無料アプリ「CARPTURE」が登場
高速で移動する車の流し撮りは、写真撮影の中でも最も難しいテクニックの一つ。移動する被写体に合わせてカメラを移動しながらの撮影はプロでも難しく、そうそう簡単には撮影出来るものではありません。
しかしそんな流し撮りを簡単に実現できてしまうスマートフォン用無料アプリ「 CARPTURE 」がマツダから登場。早速試してみると…こ、こんな凝ったアプリが無料なの…!?
車に限らず、あらゆるものが異様なスピード感を放つこのアプリ、どんな写真が撮れるのか色々と試してみました。
このアプリ「CARPTURE」は、車の撮影をカッコよく手軽に…をコンセプトにマツダが開発した、スマートフォン用の無料アプリ。iOSとAndroidに対応し、こちらから無料でダウンロードできます。
【MAZDA】CARPTURE
FOR DRIVERS(無料アプリ)
iOS版のダウンロードはこちらから
Android版のダウンロードはこちらから
このアプリで実際にどんな写真が撮れるのかデモンストレーションが行われるとのことで、先日幕張メッセにて開かれた
東京オートサロン
に取材に行って来ました。
東京オートサロン会場にてアプリの解説をしてくれたのは、アプリソムリエの石井寛子さんと、レース写真家の熱田護さん。
このデモで被写体として使われたのは、この日マツダのブースに展示されていた、ルマン24時間レースLMP2クラスに参戦予定のレースカー、『MAZDA ルマン
LMP2 SKYACTIV-D RACING』。うおお、めちゃめちゃカッコイイ!
この車、当然展示車なので止まっているのですが、この車を「CARPTURE」で撮影して加工すると…
エフェクトにより背景だけが流れ、さらにはタイヤの回転まで追加され、まるで今まさに走っているかのようなスピード感のある仕上がりに…!
このアプリは車の撮影に特化していて、背景や車だけにスピード感を出したり、背景をぼかしたりといった8種類のエフェクトを搭載。まるでカタログ写真のような美しい車の写真が手軽に撮ることができます。
レース写真家の熱田さんも撮影に挑戦していましたが、さすがプロ、躍動感溢れる見事な構図。そこにCARPTUREのエフェクトが入ると、まるでレース中のようなスピード感が加わり、とても止まっているとは思えない仕上がりに…!
そこで早速私もダウンロードして挑戦してみました。
まずはMAZDA ルマン LMP2 SKYACTIV-D RACINGを撮影し、エフェクト「Drive」を選択、車の背景になる部分をマスクしていきます。
そして背景を流す方向と強さを指定し、さらにはホイールの位置を指定すると…!
完成!おお、マスクが若干雑かなと思いましたが、結構いい仕上がりじゃないですか…!
完成した写真はスマートフォンに保存できる他、Twitterやfacebookでも簡単にシェアすることができるようです。
アングルを変えて、今度は「Part
Color」のエフェクトで青い部分以外をモノクロにしてみると…おお、カッコイイ!こういう写真がこうも手軽に撮れて、しかも無料とは…いやはや、すごい時代になったものですね…。
またこのアプリには、マツダ アテンザをよりカッコよく撮影できるアングルガイドも搭載。このガイドに合わせて撮影すると、背景のマスクも自動で適用されます。
早速会場に展示されたアテンザの撮影に挑んでみると…おお、壇上にあるせいか微妙にずれはありますが、これは簡単…しかもアングルがカッコイイ!他の車種でも構図ガイドとして利用できそうです。
「After
Image」エフェクトをかけてみると…まるで今、会場にアテンザが乗り付けたみたいに…!これは旅行に行った時に、自分の車を撮影するのが楽しくなりそう。
ちなみにこのCARPTURE、車の撮影に特化したアプリではあるものの、マスクさえきちんとかければ何にでもスピード感を出せるのでは…という事で、他のものも撮影してみました。
「ヘイ、カレーお待ちッ!」(シュバッ!)
なんですかこの無意味に溢れ出る躍動感は…!
試しに路上でルンバを撮ってみると、この異様なスピード感…おかしい…!
エフェクトやマスクを活用すると、普通の写真もアイデア次第で面白くなりそう。これだけできるのに無料というのもまた凄い話ですが、とりあえずスマートフォンに入れておくと楽しそうですね。
アプリのダウンロード、詳細はこちらからどうぞ。
【MAZDA】CARPTURE
FOR DRIVERS(無料アプリ)
iOS版のダウンロードはこちらから
Android版のダウンロードはこちらから