「おじいちゃんからもらったビアジョッキがとてもクールだった」
年の功というだけあって、お年寄りの言葉は含蓄のあることも多いです。
「おじいちゃんからビアジョッキをもらった」と海外サイトに投稿された写真が人気を呼んでいました。
そのビアジョッキと言うのが……。
ふむふむ、まるで計量カップのように重量の目盛りがついてますね。
あれ、でもよく見ると……全然違うことが書いてあります。
2パインツ = 1クォート (約1リットル)
4クォート = 1ガロン(約4リットル)
1ガロン = 1口論
1口論 = 1喧嘩
1喧嘩 = 2警官
2警官 = 1裁判
1裁判 = 2ポンド あるいは 14日
「ちびちび飲んで静かに家に帰りな」
なかなかおもしろいですね。
「裁判が2ポンド(300円未満)は安すぎるだろう」という意見も出ていましたが、かなり昔に作られたもののようで、インフレでポンドの価値が下がったからだそうです。(1950年頃には2ポンドは今の55ポンド(約8000円)くらいの値打ちがあったとのこと)
なかなかおもしろいジョッキなので、海外サイトではプレゼントに欲しいという声もあがっていましたが、さすがにおじいちゃん時代のものなので販売(あるいは製造)をしているところの情報は見つからなかったようです。
飲むための指標としてもおもしろい、英国ユーモアでした。
My grandad just passed on his beer tankard to me.