「なぜ吹雪の時は運転を控えた方がいいのか…」実感できる写真
悪天候の日は逆らわず、大人しくしているのが一番ですが、人にはそれぞれ都合というものがあるのが難しいところです。
「吹雪の日には運転は控えた方がいい」という、ニューヨークで撮影された写真が話題を集めていました。
説得力を感じる写真をご覧ください。
これはすさまじい……。
ここまで来ると雪が解けるまで放置するしかありません。下手に動くとひどくなる一方でしょうね。
マサチューセッツ州では「吹雪の日に運転した者には罰金か禁固刑を科す」という法案が物議をかもしたそうですが、ニューヨークではそれをしなかったばかりにこの結果だと皮肉も出ていました。
この完全なる交通麻痺に対しての、海外掲示板の反応をご紹介します。
●信号は青だ。大丈夫だ。
●知事は罰金か禁固刑を施行しないと言ったよ。ただそのことに言及した理由は、レポーターが「運転したら罰則があるのか」と尋ねたからだ。それに対して「行政の命令に背くと500ドルの罰金に最長1年の禁固刑だ」というようなことを言ったが、付け加えて「それは誰かを罰するためではなく、道路に出てこないようにするためである」と言っている。だから逮捕された人もいない。
●この中でどの車のオーナーが一番得意げかわかるかい?
●↑どこへ行くつもりだったんだよ。
●↑家からおじさんの家だよ。
●↑えっと、えっと、少なくとも生き残ってよかったね!
●↑吹雪のことはわかっていたのか。
●↑わかっていたよ。腰が悪い父に代わって雪かきをするために帰らなくちゃいけなかったんだよ。父親も別の場所で止まっていた。自分は1マイル(約1.6km)歩いて、いとこに迎えに来てもらい、翌日車を掘り起こしたよ。
●↑どれがお前の車なんだ。丸で囲ってくれ。
●↑面倒だよ。遠い方の青信号の下のあたりでよく見えないが、そのあたりだ。
●代わりに囲ってやった。
●これ、シカゴでも2年ほど前に同じことが起こったよ。丸2日は車でいっぱいになった。そのときバスを送って人が凍えないようにしていたよ。でも迎えに行ったバスも出発できなかった。あとから市長が大通りを閉鎖しなかったことを非難されていたね。
●シカゴのはそれほどひどくなさそうだよ。
●これを思い出すな。
●少なくともシカゴではちゃんときれいに列にならんで止まってる。ニューヨークのはちょっとぐちゃぐちゃだぞ。
●誰も救出に来なかったり、死が目の前にあるような危険にあっても、それは自己責任だとありのままに直面してもらうんだ。救助する人を死の危険にさらす必要はない。罰金を払えばそれは救助費用と同じことかもしれない。だが警告を無視して危険を冒す人々のために、勇気ある救助隊を死なせたくない。
●みんなそれでいいよ、自分にはきっと起こらないと思ってる。そして降りかかるのが100マイルにわたる長蛇の集団トラブルで、緊急車両や除雪車は入ってこれないんだ。そして片付けには1日ではなく10日かかるんだ。
近年アメリカの東海岸では、かつてない記録的な大雪に見舞われるようになったことから、こうした被害が続出しているようです。
日本でも一昔前にはなかったような天候不順が増えましたが、警告を無視するとひどい目に遭うことは肝に銘じておいた方がよさそうです。