鉄の棒にしか見えない? その正体は巨大な顔の立体芸術
こちらの黒い鉄の柱のようなもの、いったい何だかわかるでしょうか。
実は南アフリカの元大統領ネルソン・マンデラ氏の、顔を表した像なのです。
ネルソン・マンデラ氏は、アパルトヘイト(人種隔離政策)の廃絶に貢献したことでも有名な人物。
アパルトヘイトに抗議して1962年に投獄されてから50年迎えたことを記念して、昨年この像が建てられたのですが、見るアングルによって氏の顔が浮かび上がるようになっています。
この立体芸術はヨハネスブルグのアーティスト、マルコ・シアンファネリ”Marco Cianfanelli”氏により作られました。
獄中を象徴するかのように鉄製の棒50本で出来たこの作品は、実際にマンデラ氏が逮捕された場所に建てられています。
像の名称は、捕われの身を意味する「キャプチャー」“Capture”。
鉄棒1本の高さは約10メートルあるそうです。
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Impressive sculpture of Nelson Mandela, situated at the place where he was arrested in 1962