「これが電柱だって!?」巨大マンションのような巣を作る鳥『シャカイハタオリ』
この巨大な塊を見てもいったい何かと思うかもしれませんが、電柱に作り上げられた鳥の巣だそうです。
鳥の名前は「シャカイハタオリ」“Sociable Weaver”。
枯草を運んで巨大マンションのようになった巣をご覧ください。
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シャカイハタオリはアフリカ南部の乾燥地帯に生息する、スズメ目ハタオリドリ科の鳥。
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世界最大級といわれる巣は、大きいもので幅6m、重さ1トンを超えることもあり、100以上の部屋に300〜400羽が暮らします。
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電柱に作ることが多いのは、外敵が登りにくいためだそうです。
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それにしても「これが電柱!?」と思うすごいインパクト。
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わらぶき屋根ような質感。
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地面にできていることも。
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このような巨大な巣を構築するのは、夏は断熱、冬は保温に優れていることから。寒暖差の激しい地域なので、これによってエネルギー消費を抑えることができているそうです。
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外敵はヘビやハヤブサなど。
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木の上に作られたもの。
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巣は数世代にわたって拡張・修復しながら維持され、築100年以上を超えるものもあるというから驚きですよね。
(参照:第10回 巨大アパートの住人、シャカイハタオリ)
Sociable Weaver - Flickr: Creative Commons-licensed content