少年が荒波にさらわれた!みんなで人間チェーンを作り助けだす(映像あり)
ニュージーランドの波打ち際で遊んでいた12歳の少年が、波にさらわれて溺れる事故が起きました。
警察と現場に居合わせた市民が加わって人間チェーンを作り、見事助け出したというニュースがありました。
ジョシュ・マッコイド君(12歳)は日曜日に友人と一緒に波打ち際で遊んでいました。ところがあっという間に波にさらわれ、150mも離れた沖に放り出されてしまったのです。
ジョシュ君は何とか呼吸だけはと、もがいていましたが、あまりの強い波に打ち付けられては波の下に沈むというのを繰り返していました。
ジョシュ君はそのときのことを振り返り、「まるで洗濯機の中に入っているようだった」と語っています。
1度に20秒くらいは海上に上がってこれず、どんどん弱っていきました。もう自分は死ぬと思ったそうです。
何度も救出が試みられるものの、あまりの強い波にドイツ人の観光客たちや警察もジョシュ君を支え続けていることは出来ず、砂浜にいる人々の協力を得て、人の鎖を作ることにしたそうです。
人間チェーンは沖にいた警官まで繋がり、ついに少年を岸辺に救い出すことが出来たそうです。
救出されたジョシュ君は全く動かず、反応もないことから周りいた人からファーストエイドが施され、速やかに病院に運ばれました。
「みんながいなかったら僕は死んでいた。本当に感謝している」と退院したジョシュ君。
本当に危機一髪というところで、助かったのは幸運でした。
救助の模様は以下より見ることができます。
[FULL] Heroic 'Human Chain' Saves Drowning Boy in New Zealand (Original) - YouTube
人々の力を、こうした形で結集できるというのは素晴らしいの一言ですね。
Beach-goers formed human chain to save drowning boy